SBI証券の投資信託|選び方とおすすめファンドを解説

証券口座を開設したいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。
手数料、取扱商品、使いやすさなど、証券会社によって特徴が大きく異なるため、自分に合った口座を選ぶことが大切です。
この記事では、主要証券会社5社の特徴を比較し、目的別のおすすめ証券口座を紹介します。
口座開設の手順や投資の始め方も詳しく解説しますので、初めての方でも安心して投資をスタートできます。
自分に最適な証券口座を見つけて、資産形成の第一歩を踏み出しましょう。
目次
証券口座とは?
証券口座は、株式や投資信託などの金融商品を売買するために必要な口座です。銀行口座とは異なり、証券会社に開設することで投資活動ができるようになります。
証券口座を開設すると、国内株式、投資信託、外国株式、債券、ETF(上場投資信託)など、さまざまな金融商品に投資できます。配当金や売却益を受け取ることも可能で、資産形成の中心的なツールとなります。
また、NISA口座を併用することで、投資で得た利益を非課税にすることもできます。証券口座は資産運用の入り口として、幅広い投資機会を提供してくれるんです。
証券口座には主に3つの種類があります。特定口座(源泉徴収あり)は、証券会社が税金を自動で計算・納付してくれるため、確定申告が不要で初心者におすすめです。特定口座(源泉徴収なし)は自分で確定申告を行う必要がありますが、損益通算などの税制メリットを活用できます。
一般口座は、すべての取引を自分で記録し、確定申告を行う必要がある口座です。手間がかかるため、特別な理由がない限り選ばれることは少ないですね。
NISA口座は、投資で得た利益が非課税になる特別な口座です。2024年からの新NISAでは、非課税保有限度額が1,800万円に拡大され、より多くの資産を非課税で運用できるようになりました。
つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)を併用できるため、長期的な資産形成に最適な制度となっています。
証券口座を開設する際は、NISA口座も同時に申し込むことをおすすめします。
証券口座を選ぶ際には、手数料、取扱商品、使いやすさなど、複数の要素を比較することが大切です。自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を選ぶことで、効率的に資産形成を進められます。
手数料は投資のコストに直結するため、できるだけ安い証券会社を選びましょう。現在、SBI証券や楽天証券では国内株式の現物取引手数料が原則無料となっており、コストを抑えた投資が可能です。
投資信託の購入手数料も無料(ノーロード)の商品が増えているため、長期投資に適した環境が整っています。
投資信託の本数、米国株の銘柄数、IPO(新規公開株)の取扱実績など、取扱商品の豊富さも重要なポイントです。
SBI証券は投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄を取り扱っており、幅広い投資ニーズに対応しています。
将来的に投資の幅を広げたい方は、商品ラインナップが充実した証券会社を選ぶと良いでしょう。
NISA口座やiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応しているかも確認しましょう。新NISA制度では、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるため、対応商品が豊富な証券会社を選ぶことが重要です。
スマホアプリやPC取引ツールの使いやすさも、日々の投資活動に大きく影響します。楽天証券の「iSPEED」やSBI証券の「SBI証券アプリ」は、直感的な操作性と豊富な情報提供で人気です。
デモ画面やアプリストアの評価を確認して、自分に合ったツールを選びましょう。
ポイント還元サービスも証券会社選びの重要な要素です。SBI証券ではVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントなど5種類のポイントから選べ、楽天証券では楽天ポイントが貯まります。
クレジットカード積立によるポイント還元率も比較すると、よりお得に投資できますね。
初心者の方は、電話サポートやチャットサポートの充実度も確認しておきましょう。松井証券は初心者向けのサポートが手厚く、分からないことがあっても安心して相談できます。
投資セミナーや情報提供の質も、知識を深めるために役立ちます。
おすすめの証券口座5社
ここでは、主要証券会社5社の特徴を詳しく紹介します。それぞれの強みを理解して、自分に最適な証券口座を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の特徴
口座開設数約1,500万口座の国内最大手
投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄と取扱商品が豊富
国内株式の手数料が原則無料
5種類のポイントから選べるポイントサービス
SBI証券は口座開設数約1,500万口座を誇る国内最大手のネット証券です。投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄と取扱商品が非常に豊富で、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。
国内株式の現物取引・信用取引手数料が原則無料で、コストを抑えた投資が可能です。IPO(新規公開株)の取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラスで、主幹事実績も年間12社と豊富です。
Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントの5種類から選べるポイントサービスも魅力的ですね。NISA口座の取扱商品も充実しており、つみたて投資枠では約271本の投資信託から選べます。
外国株式は8カ国に対応し、米国株は約5,000銘柄を取り扱っています。S株(単元未満株)サービスでは約3,500銘柄に少額投資でき、初心者でも始めやすい環境が整っています。
取引ツールも「HYPER SBI 2」をはじめとするPC用ツールと、6種類のスマホアプリを提供しており、自分のスタイルに合わせた取引が可能です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の特徴
口座開設数約1,200万口座の主要ネット証券
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天カードでのクレジット積立でポイント還元
スマホアプリ「iSPEED」が使いやすい
楽天証券は口座開設数約1,200万口座を持つ主要ネット証券で、楽天経済圏との連携が最大の特徴です。投資信託約2,550本、米国株約4,500銘柄を取り扱い、SBI証券に次ぐ商品ラインナップを誇ります。
楽天ポイントが貯まる・使えるサービスが充実しており、楽天カードでのクレジット積立でポイント還元を受けられます。貯まったポイントは投資信託の購入や株式投資に使えるため、ポイント投資を始めたい方に最適です。
国内株式の現物取引手数料は原則無料で、信用取引は0円~1,385円(税込)となっています。かぶミニ®(単元未満株)サービスでは約2,100銘柄に少額投資でき、初心者でも気軽に始められますね。
IPOは年間56銘柄(2024年実績)を取り扱っており、新規公開株への投資機会も豊富です。外国株式は6カ国に対応し、米国株は約4,500銘柄から選べます。
取引ツールは「MARKET SPEED Ⅱ」をはじめとする高機能PC用ツールと、5種類のスマホアプリを提供しています。特にスマホアプリ「iSPEED」は直感的な操作性で初心者にも人気です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の特徴
米国株約5,000銘柄と取扱数がトップクラス
米国株の情報提供が充実
IPOは完全平等抽選を採用
高度な分析ツールが豊富
マネックス証券は口座開設数約270万口座を持ち、米国株投資に強みを持つネット証券です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスで、米国株投資を本格的に行いたい方に最適です。
投資信託は約1,800本を取り扱い、NISA口座では約217本のつみたて投資対象商品から選べます。ワン株(単元未満株)サービスでは約1,500銘柄に少額投資でき、初心者でも始めやすい環境が整っています。
国内株式の現物取引手数料は55円~1,070円(税込)、信用取引は99円~385円(税込)と、主要ネット証券の中では標準的な水準です。IPOは年間54銘柄(2024年実績)を取り扱っており、完全平等抽選を採用しているため、資金量に関わらず当選のチャンスがあります。
マネックスポイントとdポイントが貯まり、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されます。取引ツールは「マネックストレーダー」など17種類のPC用ツールと、15種類のスマホアプリを提供しており、高度な分析機能を求める方にも対応しています。
外国株式は米国と中国の2カ国に対応し、特に米国株の情報提供が充実しているのが特徴です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券の特徴
25歳以下は手数料完全無料
1日50万円以下なら26歳以上も無料
IPOは事前入金不要で抽選参加可能
初心者向けサポートが充実
松井証券は口座開設数約160万口座を持つ老舗のネット証券で、25歳以下の手数料無料サービスが最大の特徴です。25歳以下なら国内株式の現物取引・信用取引が完全無料で利用でき、若年層の資産形成を強力にサポートしています。
26歳以上でも、1日の約定代金が50万円以下なら現物取引・信用取引ともに手数料無料となっており、少額投資を行う方にとって非常にお得です。投資信託は約1,900本を取り扱い、NISA口座では約250本のつみたて投資対象商品から選べます。
IPOは年間54銘柄(2024年実績)を取り扱っており、事前入金不要で抽選に参加できるのが大きなメリットです。外国株式は米国株約4,900銘柄を取り扱い、米国株投資にも対応しています。
松井証券ポイントが貯まり、投資信託の保有残高や株式取引に応じてポイントが付与されます。貯まったポイントは投資信託の購入や、3,000種類以上の商品と交換できますね。
取引ツールは「マーケットラボ」など12種類のPC用ツールと、8種類のスマホアプリを提供しています。サポート体制も充実しており、電話サポートやチャットサポートで初心者でも安心して投資を始められます。
口座開設は最短即日で完了し、すぐに取引を開始できるのも魅力です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴
IPO主幹事実績が年間9社と豊富
外国株式は14カ国に対応
三菱UFJフィナンシャル・グループの信頼性
Pontaポイントが貯まる
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は口座開設数約1,800万口座を持つ大手証券会社で、IPO投資に強みを持っています。年間21銘柄(2024年実績)のIPOを取り扱い、主幹事実績も年間9社と豊富で、IPO当選を狙う投資家に人気です。
投資信託は約750本を取り扱い、NISA口座では約30本のつみたて投資対象商品から選べます。外国株式は14カ国に対応し、米国株は約650銘柄を取り扱っています。取扱国数の多さは主要ネット証券の中でもトップクラスです。
単元未満株サービスでは約1,200銘柄に少額投資でき、初心者でも始めやすい環境が整っています。Pontaポイントが貯まり、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されます。
取引ツールはWebアプリのみの提供となっており、専用のPC用ツールやスマホアプリはありません。ただし、Webアプリでも基本的な取引や情報確認は十分に行えます。
手数料は約定金額の0.055%~0.99%となっており、主要ネット証券と比較するとやや高めです。
しかし、三菱UFJフィナンシャル・グループの信頼性と、IPOの取扱実績を重視する方には魅力的な選択肢となります。口座開設は最短2営業日で完了し、比較的スムーズに取引を開始できます。
目的別のおすすめ証券口座
投資の目的やスタイルによって、最適な証券口座は異なります。ここでは、目的別におすすめの証券口座を紹介します。
投資初心者には、SBI証券と楽天証券がおすすめです。両社ともスマホアプリが使いやすく、投資情報やサポート体制も充実しています。
SBI証券は取扱商品が豊富で、将来的に投資の幅を広げたい方に最適です。楽天証券は楽天ポイントを使った投資ができるため、ポイントで投資を体験したい初心者に向いています。
松井証券も初心者向けのサポートが手厚く、電話で相談しながら投資を始めたい方におすすめですね。
NISA投資を重視するなら、SBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめです。これらの証券会社は、つみたて投資枠の対象商品が200本以上と豊富で、自分に合った投資信託を選びやすいです。
SBI証券はつみたて投資枠の対象商品が約271本と最も多く、成長投資枠でも幅広い選択肢があります。楽天証券は楽天カードでのクレジット積立でポイント還元を受けられるため、効率的に資産形成できます。
マネックス証券は米国株もNISA口座で購入できるため、米国株投資を非課税で行いたい方に最適です。
米国株投資を本格的に行うなら、SBI証券、マネックス証券、みずほ証券がおすすめです。SBI証券とマネックス証券は約5,000銘柄を取り扱っており、幅広い米国株に投資できます。
マネックス証券は米国株の情報提供が特に充実しており、銘柄分析ツールや市場レポートが豊富です。みずほ証券は約6,500銘柄と取扱銘柄数が最も多く、マイナーな銘柄にも投資したい方に向いています。
手数料は各社で異なるため、取引頻度や金額に応じて比較しましょう。
ポイント投資を活用するなら、楽天証券、SBI証券、マネックス証券がおすすめです。楽天証券は楽天ポイントで投資信託や株式を購入でき、楽天経済圏を利用している方に最適です。
SBI証券はVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントの5種類から選べるため、自分が貯めているポイントを活用できます。
マネックス証券はマネックスポイントとdポイントが貯まり、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されるため、長期投資に向いていますね。
IPO投資を重視するなら、SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券がおすすめです。SBI証券は年間78銘柄(2024年実績)と取扱数が最も多く、主幹事実績も年間12社と豊富です。
SMBC日興証券は主幹事実績が年間22社と非常に多く、主幹事案件は配分数が多いため当選確率が高まります。みずほ証券も主幹事実績が年間19社と多く、IPO投資に力を入れている証券会社です。
複数の証券口座を開設して抽選機会を増やすことで、IPO当選確率をさらに高められます。
証券口座の開設は、オンラインで簡単に手続きできます。ここでは、具体的な開設手順を3つのステップで解説します。
証券口座の開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。本人確認書類は、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票などから選べます。
マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票のいずれかを用意しましょう。
マイナンバーカードがあれば、1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができるため、手続きがスムーズです。
スマホで書類を撮影してアップロードする方法が一般的で、郵送よりも早く口座開設が完了します。
証券会社の公式サイトから口座開設の申し込みを行います。氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力し、本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードします。
口座の種類(特定口座・一般口座・NISA口座)を選択する画面では、特定口座(源泉徴収あり)とNISA口座を選ぶのがおすすめです。特定口座(源泉徴収あり)なら確定申告が不要で、NISA口座なら投資の利益が非課税になります。
申し込み内容を確認して送信すると、証券会社による審査が行われます。審査は通常1~5営業日程度で完了し、結果がメールで通知されます。
SBI証券や楽天証券なら最短翌営業日、松井証券なら最短即日で口座開設が完了しますね。
審査が完了すると、ログインIDとパスワードが記載された書類が郵送またはメールで届きます。証券会社のサイトにログインし、初期設定を行いましょう。
初期設定では、出金先銀行口座の登録、メールアドレスの確認、取引パスワードの設定などを行います。出金先銀行口座は、証券口座から資金を引き出す際に使用する口座で、本人名義の銀行口座を登録する必要があります。
取引を始める前に、取引ルールやリスク説明書を確認することも大切です。証券会社のサイトには、初心者向けの投資ガイドや動画解説が用意されているため、これらを活用して基礎知識を身につけましょう。
初期設定が完了したら、いよいよ投資をスタートできます。
証券口座開設後の始め方
証券口座を開設したら、実際に投資を始めましょう。ここでは、初心者向けに入金方法、株式購入の流れ、つみたて投資の設定方法を解説します。
証券口座への入金方法には、銀行振込、即時入金サービス、ATM入金などがあります。即時入金サービスは、提携銀行のインターネットバンキングから手数料無料で即座に入金できるため、最も便利な方法です。
SBI証券や楽天証券では、主要銀行のほとんどが即時入金サービスに対応しています。
銀行振込を利用する場合は、振込手数料が自己負担となるため注意が必要です。入金が反映されるまでに時間がかかることもあるため、余裕を持って入金しましょう。
株式を購入する際は、まず銘柄を検索して株価や企業情報を確認します。証券会社のサイトやアプリで銘柄コードや企業名を入力すると、現在の株価、チャート、業績情報などが表示されます。
購入したい銘柄が決まったら、注文画面で購入数量と注文方法を選択します。注文方法には、成行注文(現在の市場価格で購入)と指値注文(希望価格を指定して購入)があります。初心者の方は、確実に購入できる成行注文から始めるのがおすすめです。
注文内容を確認して送信すると、取引が成立します。購入した株式は、口座の保有銘柄一覧に表示され、いつでも売却できます。株式投資では株価が変動するため、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で保有することが大切です。
つみたて投資は、毎月一定額を自動で投資信託に投資する方法で、初心者に最適な投資スタイルです。証券会社のサイトやアプリから、つみたて設定画面にアクセスし、投資したい投資信託を選びます。
NISA口座のつみたて投資枠を利用する場合は、対象商品の中から選ぶ必要があります。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など、低コストで分散投資できる商品が人気ですね。
毎月の積立金額と積立日を設定し、引落方法(証券口座からの引落またはクレジットカード決済)を選択します。楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードでのクレジット決済を利用すると、ポイント還元を受けられてお得です。
設定が完了すると、指定した日に自動で投資信託が購入されます。つみたて投資は、市場の上下に関わらず定期的に購入することで、購入価格を平準化できるメリットがあります。
長期的に継続することで、複利効果により資産を増やせる可能性が高まります。
証券口座で気をつけたい3つのこと
証券口座で投資を行う際には、リスクや注意点を理解しておくことが大切です。ここでは、特に気をつけたい3つのポイントを解説します。
投資には元本割れのリスクがあります。株式や投資信託は価格が変動するため、購入時よりも価格が下がることがあり、売却すると損失が確定します。
金融庁は、長期・積立・分散投資の重要性を推奨しています。短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点で資産形成を行うことが大切です。
分散投資により、特定の銘柄や地域の価格変動の影響を軽減できます。投資信託を活用すれば、少額で多数の銘柄に分散投資できるため、初心者でもリスクを抑えた投資が可能です。
投資には、売買手数料、信託報酬、為替手数料など、さまざまな手数料がかかります。特に投資信託の信託報酬は、保有している間ずっと発生するコストで、長期的には大きな金額になることがあります。
低コストの投資信託(インデックスファンド)を選ぶことで、手数料を抑えた投資が可能です。eMAXIS Slimシリーズやニッセイインデックスファンドシリーズは、信託報酬が年0.1%程度と非常に低く、長期投資に適しています。
外国株式を購入する際は、為替手数料も発生します。証券会社によって為替手数料が異なるため、米国株投資を行う場合は比較しておきましょう。
証券会社が破綻した場合でも、顧客の資産は分別管理により保護されます。分別管理とは、証券会社の自己資産と顧客の資産を分けて管理する制度で、証券会社が破綻しても顧客の資産は返還されます。
さらに、日本投資者保護基金により、1人あたり1,000万円まで補償されます。この制度により、証券会社が破綻しても一定の資産は保護されるため、安心して投資できますね。
ただし、投資商品の価格変動による損失は補償の対象外です。投資者保護制度は、証券会社の破綻による損失を補償するものであり、投資そのもののリスクは自己責任となります。
複数の証券口座を持つことは可能です。証券会社によって取扱商品や手数料が異なるため、目的に応じて使い分けることができます。例えば、SBI証券でIPO投資、楽天証券でつみたて投資、マネックス証券で米国株投資といった使い分けが可能です。ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社でNISA口座を開設するか慎重に選びましょう。
ほとんどのネット証券では、口座開設費用や口座維持費は無料です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などの主要ネット証券は、すべて無料で口座を維持できます。ただし、取引をする際には売買手数料や信託報酬などのコストが発生するため、これらの手数料を比較して証券会社を選ぶことが大切です。
未成年でも証券口座を開設できます。ただし、親権者の同意が必要で、親権者が同じ証券会社に口座を持っていることが条件となる場合が多いです。未成年口座では、ジュニアNISA(2023年末で新規受付終了)に代わり、通常のNISA口座を開設できるようになりました。未成年のうちから投資を始めることで、長期的な資産形成と金融リテラシーの向上につながります。
証券会社が破綻しても、顧客の資産は分別管理により保護されます。証券会社は、顧客の資産を自社の資産と分けて管理することが法律で義務付けられているため、破綻しても顧客の資産は返還されます。さらに、日本投資者保護基金により、1人あたり1,000万円まで補償されるため、安心して投資できます。ただし、投資商品の価格変動による損失は補償の対象外となります。
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合、確定申告は原則不要です。証券会社が税金を自動で計算・納付してくれるため、手間がかかりません。ただし、複数の証券口座で損益通算をする場合や、医療費控除などで確定申告をする場合は、証券口座の損益も申告する必要があります。NISA口座の利益は非課税のため、確定申告は不要です。一般口座や特定口座(源泉徴収なし)を利用している場合は、自分で確定申告を行う必要があります。
証券口座を乗り換える場合、保有している株式や投資信託を他の証券会社に移管することができます。移管手続きは、移管先の証券会社に申し込むことで開始され、通常2~4週間程度で完了します。ただし、移管には手数料がかかる場合があり、移管元の証券会社によって異なります。NISA口座の移管は年に1回のみ可能で、その年に買付をしていないことが条件となります。移管手続きは複雑なため、証券会社のサポートに相談しながら進めるのがおすすめです。
証券口座は、株式や投資信託などの金融商品を売買するために必要な口座で、資産形成の第一歩となります。証券会社を選ぶ際は、手数料、取扱商品、NISA対応、使いやすさ、ポイント還元、サポート体制の6つのポイントを比較しましょう。
SBI証券は取扱商品が豊富で初心者から上級者まで幅広く対応し、楽天証券は楽天ポイントとの連携が魅力です。マネックス証券は米国株投資に強く、松井証券は25歳以下の手数料無料が特徴で、三菱UFJモルガン・スタンレー証券はIPO投資に強みを持ちます。
目的に応じて最適な証券口座を選び、NISA口座を活用することで、効率的に資産形成を進められます。口座開設はオンラインで簡単に手続きでき、最短即日から翌営業日で完了します。
投資を始める際は、元本割れのリスク、手数料、投資者保護制度を理解し、長期・積立・分散投資を心がけましょう。つみたて投資なら、少額から自動で投資できるため、初心者でも無理なく続けられます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認いただくか、専門家にご相談ください。
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