dポイント投資の始め方|メリットと効率よく増やすコツ

dポイント投資の始め方|メリットと効率よく増やすコツ

dポイントが貯まっているけど使い道がない、投資に興味はあるけど現金を使うのは怖い――そんな悩みを抱えていませんか。

dポイント投資なら、口座開設不要・現金不要で1ポイントから投資体験ができます。

余っているポイントを有効活用しながら、投資の仕組みを実践的に学べる初心者に最適なサービスです。

この記事では、dポイント投資の基本的な仕組みから始め方、効率よく増やすコツまで詳しく解説します。

ポイントが減るリスクや注意点も正直にお伝えしますので、納得して投資を始められます。

この記事の要約
  • dポイント投資は口座開設不要・現金不要で1ポイントから始められる投資体験サービス
  • おまかせ運用とテーマ運用の2種類があり、初心者にはおまかせ運用がおすすめ
  • dカード活用やd曜日でのポイント3重取りなど、効率よく増やすコツを実践しよう
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

dポイント投資とは|現金不要で始める投資体験

dポイント投資は、NTTドコモが提供する投資体験サービスです。貯まったdポイントを使って、実際の金融商品の値動きに連動した運用ができます。

証券口座を開設する必要がなく、現金を使わずに投資の仕組みを学べるのが最大の特徴です。

口座開設不要・現金不要で投資できる

dポイント投資の最大の魅力は、証券口座の開設が一切不要な点です。

通常の株式投資や投資信託では、証券会社で口座を開設し、本人確認書類の提出やマイナンバーの登録など、多くの手続きが必要になります。

しかしdポイント投資なら、dアカウントさえあればすぐに始められます。

現金を使わずにポイントだけで運用できるため、投資初心者が「まずは少額で試してみたい」という場合に最適です。

万が一ポイントが減っても、現金を失うわけではないという心理的な安心感があります。

運用の仕組みは投資信託やETF(上場投資信託)の値動きに連動しており、実際の金融市場の動きを体験できます。

NTTドコモ「dポイント投資」

1ポイントから始められる手軽さ

dポイント投資は1ポイント単位で運用を始められます。

通常の投資信託では最低投資額が100円以上、株式投資では数万円以上の資金が必要になることが多いですが、dポイント投資なら本当に少額から投資体験が可能です。

「まずは100ポイントだけ試してみる」「余ったポイントを全部投資に回す」など、自分のペースで無理なく始められます。

ポイントの追加や引き出しもいつでも可能で、柔軟に運用額を調整できる点も初心者に優しい設計です。

dポイント運用とdポイント投資の違い

dポイントを使った資産運用には「dポイント運用」と「dポイント投資」の2種類があり、混同しやすいので注意が必要です。

この記事で解説しているのは「dポイント投資」のほうです。

項目 dポイント運用 dポイント投資
口座開設 不要 必要(証券会社)
運用方法 ポイントのまま運用 実際の株式・投信を購入
手軽さ

本記事では、口座開設不要で手軽に始められるdポイント運用サービス(通称:dポイント投資)について解説します。

本格的な証券投資とは異なり、あくまで「投資体験」として気軽に始められる点が特徴です。

dポイント投資の2つの運用方法|特徴とポイント

dポイント投資には「おまかせ運用」と「テーマ運用」の2つの運用方法があります。

投資経験や運用スタイルに合わせて選べるので、自分に合った方法を見つけましょう。

おまかせ運用(アクティブ・バランス)

おまかせ運用は、ロボアドバイザーが自動的に資産配分を調整してくれる運用方法です。

「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類から選べます。

投資の知識がなくても、コースを選ぶだけで国際分散投資が始められるため、初心者に最もおすすめの運用方法です。

アクティブコースの特徴

アクティブコースは、株式の比率を高めに設定した積極的な運用を行うコースです。

値動きが大きい分、リターンも大きくなる可能性がありますが、ポイントが減るリスクも高くなります。

運用先は世界中の株式や債券に分散投資されており、THEOという自動運用サービスの「グロースポートフォリオ」に連動しています。

アクティブコースが向いている人

多少のリスクを取ってでもリターンを狙いたい

長期的に運用する予定

値動きの大きさに耐えられる

バランスコースの特徴

バランスコースは、株式と債券をバランスよく組み合わせた安定的な運用を行うコースです。

アクティブコースに比べて値動きが穏やかで、リスクを抑えた運用ができます。

バランスコースが向いている人

ポイントが大きく減るのは避けたい

安定的に運用したい

投資初心者やリスクを取りたくない人

テーマ運用(9種類のテーマから選択)

テーマ運用は、自分の興味がある分野や成長が期待できる業界を選んで投資する運用方法です。

現在は9種類のテーマが用意されており、複数のテーマに分散して投資することも可能です。

各テーマの投資対象と特徴

テーマ名 投資対象 特徴
日経225 日本の代表的な225銘柄 日本経済全体の動きに連動
新興国 新興国の株式市場 高成長が期待できるが値動きが大きい
コミュニケーション 通信・メディア関連企業 5G・SNS関連の成長に期待
生活必需品 食品・日用品メーカー 景気に左右されにくく安定的
ヘルスケア 医薬品・医療機器メーカー 高齢化社会で需要増加が見込まれる
金(ゴールド) 金の現物価格 インフレや不況時の資産防衛に有効
クリーンエネルギー 再生可能エネルギー関連企業 環境問題への関心の高まりで注目
米国大型株 米国の大型優良企業 世界経済の中心である米国株に投資
GAFAM+T Google・Apple・Meta等のテック大手 テクノロジー企業の成長に期待

それぞれのテーマは異なる値動きをするため、複数のテーマに分散投資することでリスクを抑えられます。

テーマ別の向き不向き

安定性重視なら
「生活必需品」「ヘルスケア」がおすすめ
成長性重視なら
「GAFAM+T」「クリーンエネルギー」がおすすめ
日本経済に詳しいなら
「日経225」で日本株の動きを学べる
資産防衛も考えるなら
「金(ゴールド)」を組み合わせる

初心者の場合は、1つのテーマに集中するのではなく、3〜4つのテーマに分散して投資することをおすすめします。

「米国大型株」「生活必需品」「ヘルスケア」など、異なる特性を持つテーマを組み合わせることで、リスクを抑えながら運用できます。

dポイント投資のメリット5つ|初心者に選ばれる理由

dポイント投資が投資初心者に選ばれているのには、明確な理由があります。

ここでは、dポイント投資の5つのメリットを具体的に解説します。

現金を失うリスクがない

dポイント投資の最大のメリットは、現金を一切使わずに投資体験ができる点です。

通常の株式投資や投資信託では、自分の預金口座から現金を投資に回すため、損失が出ると実際のお金が減ってしまいます。

しかしdポイント投資なら、元々は買い物などで貯まったポイントを使うため、仮にポイントが減っても現金を失うわけではありません。

「投資に興味はあるけど、お金を失うのが怖い」という心理的なハードルを大きく下げられます。

投資の仕組みや値動きを実際に体験しながら学べるため、将来的に本格的な投資を始める前の練習としても最適です。

証券口座の開設が不要

通常の投資を始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。

本人確認書類の提出、マイナンバーの登録、審査の待ち時間など、手続きに数日から1週間程度かかることが一般的です。

しかしdポイント投資なら、dアカウントさえあれば即日で運用を開始できます。

スマートフォンから数分で登録が完了し、その日のうちにポイントを運用に回せます。

余っているポイントを有効活用できる

dポイントは貯まっているけど使い道がない、期限が切れる前に使いたい――そんな悩みを解決できるのがdポイント投資です。

コンビニやドラッグストアでの買い物に使うのもいいですが、投資に回すことで増える可能性があります。

特に、普段の買い物でdポイントが自然に貯まっている人にとっては、追加の出費なしで投資体験ができる絶好の機会です。

投資の仕組みを実践的に学べる

dポイント投資は、実際の金融商品(ETFや投資信託)の値動きに連動しています。

そのため、本や動画で学ぶよりも実践的に投資の仕組みを理解できます

ポイントが増えたり減ったりする経験を通じて、市場の値動きやリスク管理の重要性を肌で感じられます。

「分散投資とは何か」「長期投資の効果」「リスクとリターンの関係」など、投資の基本を実際に体験しながら学べるため、将来的にNISAやiDeCoで本格的な資産形成を始める際の土台になります。

ほったらかしで運用できる

おまかせ運用を選べば、ポイントを追加した後は基本的に何もする必要がありません。

ロボアドバイザーが自動的に資産配分を調整してくれるため、投資の知識がなくても安心です。

日々の株価チェックや売買のタイミングを考える必要がなく、忙しい人でも無理なく続けられます。

dポイント投資で気をつけたい4つのこと

dポイント投資にはメリットが多い一方で、注意すべき点もあります。

始める前に必ず理解しておきたい4つのポイントを解説します。

ポイントが減る可能性がある

dポイント投資は投資である以上、ポイントが減る(元本割れする)リスクがあります

実際の金融商品の値動きに連動しているため、株式市場が下落すればポイントも減少します。

「ポイントだから安全」というわけではなく、通常の投資と同じリスクがある点を理解しておきましょう。

特に短期間で大きく増やそうとすると、逆に大きく減ってしまう可能性もあります。

市場は日々変動するため、一時的にマイナスになることは珍しくありません。

  • 余剰ポイントで運用する
  • 全てのポイントを投資に回さない
  • 長期的な視点で運用する
  • 短期的な値動きに一喜一憂しない

金融庁「投資の基本」

期間限定ポイントは使えない

dポイント投資で使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントやキャンペーンで獲得した一部のポイントは使用できません。

dポイントには「通常ポイント」と「期間・用途限定ポイント」の2種類があり、投資に回せるのは通常ポイントだけです。

期間限定ポイントは有効期限が短く設定されていることが多いため、投資ではなく通常の買い物で消費する必要があります。

投資を始める前に、自分のdポイント残高のうち何ポイントが通常ポイントなのかを確認しておきましょう。

大きな利益は期待しにくい

dポイント投資は少額から始められる反面、運用するポイント数が少なければ、得られる利益も小さくなります。

例えば1,000ポイントを運用して10%増えても、増えるのは100ポイントです。

本格的な資産形成を目指すなら、dポイント投資だけでは不十分と言えます。

dポイント投資はあくまで「投資の入門」「練習の場」として位置づけ、将来的にはNISA口座での投資信託購入や、証券会社でのdポイント活用など、本格的な投資へステップアップすることを検討しましょう。

本格的な資産形成には限界がある

dポイント投資は投資体験としては優れていますが、老後資金の準備や数百万円規模の資産形成には向いていません。

運用できるポイント数には限りがあり、また税制優遇(NISA等)も受けられないためです。

本気で資産形成を考えるなら、dポイント投資で基礎を学んだ後、マネックス証券のdカード積立やSMBC日興証券の日興フロッギーなど、dポイントを活用できる本格的な証券投資に移行することをおすすめします。

dポイント投資の始め方|3ステップで完了

dポイント投資の始め方は非常にシンプルです。

スマートフォンがあれば、誰でも簡単に登録できます。

dアカウントを準備する

dポイント投資を始めるには、まずdアカウントが必要です。

ドコモユーザーであれば既にdアカウントを持っている可能性が高いですが、ドコモユーザーでなくても無料でdアカウントを作成できます。

STEP1:dアカウント公式サイトにアクセス
STEP2:メールアドレスまたは電話番号を登録
STEP3:基本情報を入力して完了

dアカウントを作成したら、dポイントクラブにも登録しておきましょう。

dポイントクラブに登録することで、dポイントの獲得や利用が可能になります。

dポイント投資サービスに登録する

dアカウントの準備ができたら、dポイント投資の公式サイト(https://dpoint-inv.com/)にアクセスします。

「dポイント投資をはじめる」ボタンをタップし、dアカウントでログインします。

初回登録時には、利用規約への同意が求められます。

内容をよく読んで同意すれば、登録は完了です。

本人確認書類の提出やマイナンバーの登録は不要で、数分で登録が完了します。

運用方法を選んでポイントを追加する

登録が完了したら、「おまかせ運用」または「テーマ運用」のいずれかを選びます。

初心者の場合は、まずおまかせ運用のバランスコースから始めるのがおすすめです。

運用方法を選んだら、投資するポイント数を入力します。

1ポイントから追加できるので、まずは少額から試してみるのも良いでしょう。

ポイント数を入力して「追加する」ボタンをタップすれば、運用が開始されます。

dポイント投資を効率よく増やす5つのコツ

dポイント投資で効率よくポイントを増やすには、いくつかのコツがあります。

ここでは、実践的な5つの方法を紹介します。

dカードを活用してポイントを貯める

dポイント投資で運用するポイントを増やすには、まずdポイントをたくさん貯めることが重要です。

最も効率的な方法は、dカードを日常の買い物で使うことです。

dカードのポイント還元率

dカード:100円につき1ポイント

dカードGOLD:ドコモ料金の支払いで10%還元

コンビニ、スーパー、ネットショッピングなど、普段の支払いをdカードに集約するだけで、毎月数百〜数千ポイントが自然に貯まります。

貯まったポイントを定期的にdポイント投資に回すことで、運用額を増やせます。

d曜日でポイント3重取りを狙う

毎週金曜・土曜日は「d曜日」として、対象のネットショップでdポイントが最大4%還元されます。

Amazonや楽天市場などの大手ECサイトも対象で、d曜日にまとめ買いをすることで効率よくポイントを貯められます。

d曜日に楽天市場でdカードを使って買い物をすれば、「dポイント(d曜日)」「dポイント(カード利用)」「楽天ポイント」の3つが同時に貯まります

大きな買い物や日用品のまとめ買いは、d曜日を狙って計画的に行うことで、投資に回せるポイントを効率よく増やせます。

長期運用でコツコツ増やす

dポイント投資は短期間で大きく増やそうとするのではなく、長期的な視点でコツコツ運用することが成功の秘訣です。

市場は短期的には上下しますが、長期的には成長する傾向があります。

一時的にポイントが減っても、慌てて引き出さずに保有し続けることが大切です。

金融庁も「長期・積立・分散投資」の重要性を推奨しています。最低でも1年以上、できれば3〜5年の長期運用を前提に、焦らずじっくり取り組みましょう。

金融庁「投資の基本」

テーマ運用で分散投資する

テーマ運用を選ぶ場合は、1つのテーマに集中するのではなく、複数のテーマに分散して投資することをおすすめします。

例えば、「米国大型株」「生活必需品」「ヘルスケア」の3つに分散すれば、1つのテーマが不調でも他のテーマでカバーできます。

分散投資はリスク管理の基本です。異なる特性を持つテーマを組み合わせることで、値動きを安定させられます。

増えたポイントを再投資する

運用でポイントが増えたら、そのまま引き出さずに再投資することで、複利効果を得られます。

複利とは「利益がさらに利益を生む」仕組みで、長期投資において非常に重要な概念です。

例えば、1,000ポイントが1,100ポイントに増えた場合、100ポイントを引き出さずにそのまま運用を続ければ、次は1,100ポイントが増減の対象になります。

これを繰り返すことで、雪だるま式にポイントが増えていく可能性があります。

dポイント投資におすすめの証券会社3社

dポイント投資で投資の基礎を学んだ後は、本格的な証券投資へステップアップすることをおすすめします。

ここでは、dポイントを活用できる証券会社3社を紹介します。

証券会社 dポイント活用方法 主な特徴
マネックス証券 dカード積立で1.1%還元 投資信託の積立でdポイントが貯まる
SMBC日興証券 日興フロッギーでdポイント投資 100ポイントから株式・投資信託が買える
SBI証券 dポイントが貯まる・使える 取扱商品数が豊富で初心者にも使いやすい

マネックス証券|dカード積立で最大1.1%還元

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、投資信託の積立をdカードで支払うことで、最大1.1%のdポイント還元が受けられる証券会社です。

NISA口座でも利用でき、非課税で資産形成をしながらポイントも貯められます。

例えば、毎月5万円をdカードで積立すると、年間で6,600ポイント(5万円×12ヶ月×1.1%)が貯まります。このポイントをさらにdポイント投資に回すことで、効率的に資産を増やせます。

SMBC日興証券|日興フロッギーでdポイント投資

SMBC日興証券のLP画像
項目 内容
口座数約400万口座
取引手数料ダイレクトコース:137円~27,500円
総合コース:1,925円〜192,500円
投資信託約1,000本
ミニ株(単元未満株)非対応
NISA対応対応(つみたて投資枠・成長投資枠)
外国株2カ国以上
米国株:約2,200銘柄
IPO取扱実績年間52銘柄(2024年実績)
IPO主幹事件数年間22社(2024年実績)
ポイントサービスVポイント / dポイント
口座開設スピード最短即日
取引ツール(PC)パワートレーダー / BRiSK
スマホアプリSMBC日興証券アプリ

SMBC日興証券の「日興フロッギー」は、dポイントを使って実際の株式や投資信託を購入できるサービスです。

100ポイントから投資でき、dポイント投資よりも本格的な資産形成が可能です。

日興フロッギーでは、記事を読みながら気になった企業の株をその場で購入できる「記事から株が買える」仕組みが特徴です。

投資初心者でも、企業の情報を学びながら投資できるため、知識を深めながら資産形成ができます。

SMBC日興証券公式サイト

SBI証券|dポイントが貯まる・使える

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は、国内株式や投資信託の取引でdポイントが貯まり、貯まったポイントを投資信託の購入に使える証券会社です。

口座数は約1,500万と国内最大級で、取扱商品数も豊富です。

投資信託の保有残高に応じてもポイントが貯まるため、長期保有するほどお得になります。

また、SBI証券はNISA口座の開設数も多く、初心者向けのサポートも充実しています。

SBI証券公式サイト

dポイント投資から本格投資へ|ステップアップの方法

dポイント投資で投資の基礎を学んだら、次は本格的な資産形成にステップアップしましょう。

ここでは、dポイント投資から本格投資へ移行する3つの方法を紹介します。

NISA口座を開設して現金投資を始める

dポイント投資で投資の仕組みを理解したら、NISA口座を開設して現金での投資を始めることをおすすめします。

NISAは投資で得た利益が非課税になる制度で、2024年からの新NISAでは年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで投資できます。

金融庁「新しいNISA」

dポイント投資で学んだ「長期・積立・分散投資」の考え方を、NISA口座での投資信託積立に活かしましょう。

dカード積立で投資信託を買う

マネックス証券のdカード積立を利用すれば、投資信託の積立をクレジットカード払いにでき、最大1.1%のdポイントが還元されます。

例えば、毎月5万円を積み立てれば、年間で6,600ポイントが貯まります。

貯まったdポイントをさらにdポイント投資や日興フロッギーでの株式購入に回すことで、ポイントと現金の両方で資産形成ができます。

増やしたポイントの使い道を考える

dポイント投資で増やしたポイントは、そのまま再投資するのも良いですが、出口戦略として使い道を考えることも重要です。

  • 日興フロッギーで株式購入に使う
  • dカード積立の支払いに充てる
  • 日常の買い物で使う
  • 一部を再投資に回して複利効果を得る

dポイント投資は「投資の入門」として位置づけ、最終的には現金での本格的な資産形成に移行することを目標にしましょう。

よくある質問(Q&A)

よくある質問
dポイント投資は本当に増えるの?

dポイント投資は実際の金融商品の値動きに連動しているため、市場が上昇すれば増えますが、下落すれば減ります。「必ず増える」わけではなく、元本割れのリスクがあることを理解しておきましょう。

過去の実績を見ると、長期的には増える傾向がありますが、短期的には減ることも珍しくありません。1ヶ月や3ヶ月といった短期間で判断するのではなく、最低でも1年以上の長期運用を前提に始めることをおすすめします。

税金はかかる?確定申告は必要?

dポイント投資で増えたポイントは、原則として課税対象にはなりません。ポイントは「値引き」や「おまけ」として扱われるため、所得税の課税対象外とされています。したがって、dポイント投資で増えたポイントについて確定申告をする必要はありません。

ただし、増えたポイントを現金化した場合や、日興フロッギーなどで実際の株式を購入して売却益が出た場合は、課税対象になる可能性があります。詳しくは税理士や税務署にご確認ください。

ドコモユーザー以外でも使える?

はい、ドコモユーザーでなくてもdポイント投資は利用できます。dアカウントを作成すれば、誰でも無料で始められます。ドコモ回線を契約していなくても、dポイントを貯めたり使ったりすることは可能です。

ただし、ドコモユーザーの方がdポイントを貯めやすい仕組みになっています。dカードGOLDを持っている場合、ドコモのスマホ料金やドコモ光の料金に対して10%還元されるため、毎月確実にポイントが貯まります。

2019年の仕様変更の影響は?

2019年にdポイント投資の仕様が変更され、事前に運用成績を予想する機能が廃止されました。それ以前は、翌日の値動きを予想してポイントを追加・引き出しするタイミングを調整できましたが、現在はそのような予想機能はありません。

この変更により、短期的な売買で利益を狙う「裏技」的な使い方は難しくなりました。現在のdポイント投資は、長期的な資産形成を前提とした運用スタイルに適した仕組みになっています。

増やしたポイントは現金化できる?

dポイント投資で増やしたポイントは、直接現金に交換することはできません。ただし、dポイントを使って買い物をすることで、実質的に現金と同じ価値を得られます。コンビニ、ドラッグストア、飲食店など、dポイントが使える店舗は全国に多数あります。

また、日興フロッギーでdポイントを使って株式を購入し、その株式を売却すれば現金化できます。ただし、この場合は株式の売却益に対して税金がかかる可能性があるため、注意が必要です。

楽天ポイント投資との違いは?

dポイント投資と楽天ポイント投資は、どちらもポイントで投資体験ができるサービスですが、仕組みに違いがあります。楽天ポイント投資は楽天証券で実際の投資信託を購入する本格的な投資で、NISA口座でも利用できます。一方、dポイント投資は証券口座不要の疑似投資サービスです。

楽天ポイント投資の方が本格的な資産形成に向いていますが、口座開設が必要です。dポイント投資は口座開設不要で手軽に始められますが、本格的な資産形成には限界があります。

まとめ

dポイント投資は、口座開設不要・現金不要で1ポイントから始められる投資体験サービスです。

余っているdポイントを有効活用しながら、投資の仕組みを実践的に学べるため、投資初心者に最適な第一歩と言えます。

おまかせ運用とテーマ運用の2つの運用方法があり、初心者にはおまかせ運用のバランスコースがおすすめです。

dカードを活用してポイントを貯め、d曜日でポイント3重取りを狙うことで、投資に回せるポイントを効率よく増やせます。

長期運用でコツコツ増やし、増えたポイントを再投資することで複利効果も期待できます。

ただし、dポイント投資にはポイントが減るリスクがあり、期間限定ポイントは使えません。本格的な資産形成には限界があるため、投資の基礎を学んだ後は、NISA口座での投資信託購入やマネックス証券のdカード積立など、本格的な証券投資へステップアップすることをおすすめします。

dポイント投資は「投資の入門」として非常に優れたサービスです。

まずは少額から始めて、投資の楽しさとリスクを体験してみましょう。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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