SBI証券のパスワード変更・再設定方法|忘れたときの対処法

NISAで資産形成を始めたいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。
2024年からスタートした新NISAは、年間投資枠が最大360万円、非課税保有限度額が1,800万円に拡大され、非課税期間も無期限になりました。
この制度をフルに活用するには、手数料が安く、商品ラインナップが充実した証券会社を選ぶことが重要です。
本記事では、NISA口座におすすめの証券会社5社を徹底比較し、初心者でも迷わず選べるよう具体的な選び方を解説します。
さらに、つみたて投資枠で人気の投資信託5選や、口座開設から投資開始までの流れも詳しくご紹介します。
この記事を読めば、あなたに最適な証券会社と投資信託が見つかり、今日からNISAで資産形成をスタートできるでしょう。
目次
NISAのおすすめ証券会社5社
NISA口座を開設するなら、手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、ポイント還元などを総合的に比較することが大切です。
ここでは、主要ネット証券5社の特徴を詳しく解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の特徴
NISA口座での投資信託取扱本数が約2,600本と業界トップクラス
国内株式・米国株式・投資信託の売買手数料がすべて無料
三井住友カードのクレカ積立でVポイントが貯まる
投信マイレージで保有残高に応じて最大年率0.25%のポイント付与
SBI証券は、NISA口座での投資信託取扱本数が約2,600本と業界トップクラスです。
つみたて投資枠対象の投資信託は約271本、成長投資枠も含めると圧倒的な選択肢があります。
国内株式・米国株式・投資信託の売買手数料はすべて無料で、米国株は約5,000銘柄を取り扱っています。
海外ETFも売買手数料無料で取引できるため、国際分散投資を考えている方にも最適です。
三井住友カードでのクレカ積立では、Vポイントが貯まります。
投信マイレージでは保有残高に応じて最大年率0.25%のポイントが付与され、長期保有でお得です。
SBI証券は口座開設数が約1,500万口座を超え、多くの投資家から支持されています。
初心者から上級者まで幅広く対応できる総合力の高さが魅力です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の特徴
国内株式・米国株式・投資信託の売買手数料が無料
楽天カード・楽天キャッシュによる投信積立で年間最大27,000ポイント
楽天ポイントで投資信託や株式を購入できる
楽天銀行との連携で普通預金金利が最大0.1%にアップ
楽天証券では、国内株式・米国株式・投資信託の売買手数料が無料です。
NISA口座でも楽天カード・楽天キャッシュによる投信積立で、年間最大27,000ポイントが貯まります。
楽天経済圏を利用している方なら、貯まった楽天ポイントで投資信託や株式を購入できる点が大きなメリットです。
楽天市場での買い物や楽天モバイルの利用でポイントが貯まりやすく、そのポイントを投資に回せるため、実質的な投資コストを下げられます。
スマホアプリ「iSPEED」では日経新聞の記事が無料で読める「日経テレコン(楽天証券版)」が利用でき、会社四季報の情報もアプリから参照できます。
投資判断に必要な情報が手軽に入手できる環境が整っています。
楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を設定すると、普通預金の金利が最大0.1%に上昇します。
投資と貯蓄の両面でメリットがあるのが楽天証券の特徴です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の特徴
国内株式・米国株式・中国株・投資信託の売買手数料がすべて無料
マネックスカードのクレカ積立でポイント還元率が最大2.2%
米国株式の取扱銘柄数は約4,382銘柄、中国株式は2,000超
dカードでの積立も可能でdポイントが貯まる
マネックス証券のNISA口座では、国内株式・米国株式・中国株・投資信託の売買手数料がすべて無料です。
マネックスカードを利用したクレカ積立では、ポイント還元率が最大2.2%と業界最高水準です。
米国株式の取扱銘柄数は約4,382銘柄、中国株式は2,000超の銘柄を扱っており、特に中国株式は香港市場に上場するほぼ全銘柄をカバーしています。
海外株投資に力を入れたい方には、マネックス証券が「米国株ならマネックス証券」と呼ばれるほど評価されています。
NTTドコモと業務提携したことから、dカードを利用したクレカ積立もでき、マネックスポイントの代わりにdポイントが貯めたり投資に使えたりするようになっています。
ドコモユーザーにとっても使いやすい証券会社です。
マネックス証券は米国株の分析ツールや情報提供が充実しており、本格的に海外株投資を学びたい初心者にもおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券の特徴
25歳以下なら国内株式の現物取引・信用取引の手数料が無料
25歳超でも1日あたりの約定代金が50万円までなら手数料無料
つみたて投資枠対象の投資信託が約250本
株の取引相談窓口で個別銘柄の投資判断について相談可能
松井証券の最大の特徴は、25歳以下の投資家に対する手厚いサポートです。
25歳以下なら、国内株式の現物取引・信用取引の手数料が無料になります。
若年層の資産形成を応援する姿勢が明確です。
25歳を超えても、1日あたりの約定代金が50万円までなら手数料は無料です。
少額から投資を始めたい初心者にとって、コストを気にせず取引できるのは大きなメリットでしょう。
松井証券のNISA口座では、つみたて投資枠対象の投資信託が約250本、米国株式は約4,900銘柄を取り扱っています。
商品ラインナップも十分に充実しており、初心者が必要とする銘柄は網羅されています。
サポート体制も充実しており、株の取引相談窓口では日本株・米国株の個別銘柄の投資判断について相談できます。
投資初心者が安心してスタートできる環境が整っているのが松井証券の強みです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴
三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として信頼性が高い
口座開設数は約1,800万口座で長年の実績
外国株式の取扱国数は14カ国と主要ネット証券を上回る
対面での相談も可能でPontaポイントも貯まる
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、大手総合証券の信頼性と安定性を持っています。
口座開設数は約1,800万口座に達し、長年の実績があります。
NISA口座での投資信託取扱本数は約750本、つみたて投資枠対象は約30本です。
ネット証券と比べると取扱数は少なめですが、厳選された優良ファンドが揃っており、初心者が迷わず選べるラインナップになっています。
外国株式の取扱国数は14カ国と、主要ネット証券を上回る充実ぶりです。
米国株だけでなく、欧州やアジアの新興国株式にも投資したい方にとって、選択肢の広さは魅力でしょう。
対面での相談も可能なため、ネット取引に不安がある方や、専門家のアドバイスを受けながら投資したい方には、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が適しています。
Pontaポイントも貯まるため、ポイント活用の幅も広がります。
NISAは、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。
2024年からの新NISAでは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円に拡大され、併用により合計で年間360万円まで非課税投資が可能になりました。
非課税保有限度額は生涯で1,800万円が上限となり、成長投資枠はそのうち1,200万円が上限です。
つみたて投資枠は、旧NISAのつみたてNISAを引き継ぎ、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に積立投資できる枠です。
つみたて投資枠は、旧NISAのつみたてNISAを引き継ぎ、同様の方法で一定の投資信託に積立投資できる枠です。
年間で投資できる額は120万円となっており、投資対象が長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られる点が特徴です。
つみたて投資枠で購入できる投資信託は、金融庁が定めた基準を満たした商品のみです。
信託報酬が低く、長期の資産形成に適した商品が選ばれているため、初心者でも安心して選べます。
積立投資に特化しているため、毎月一定額を自動で買い付ける設定をすれば、以後は自動で投資が続きます。
相場の上下に一喜一憂せず、長期的にコツコツと資産を積み上げていきたい方に向いています。
成長投資枠は、旧NISAの一般NISAを引き継ぎ、投資信託や上場株式などに投資できる枠で、積立投資と一括投資の両方に対応しています。
成長投資枠は、旧NISAの一般NISAを引き継ぎ、同様の方法で投資信託や上場株式などに投資できる枠です。
年間で投資できる額は240万円で、非課税保有限度額は1,200万円(つみたて投資枠とあわせて総枠で1,800万円以内)です。
成長投資枠は投資信託のほか、上場株式やREITなどにも投資できる点が大きな違いです。
積立投資と一括投資の両方に対応しているため、ボーナスなどまとまった資金がある時に一度に投資することもできます。
ただし、整理・監理銘柄の上場株式や、信託期間20年未満、高レバレッジ型・毎月分配型の株式投資信託等は投資対象から除外されています。
リスクの高い商品を避け、長期の資産形成に適した商品が選ばれる仕組みになっています。
非課税保有限度額は、1年に1回更新される年間投資上限額とは異なり、一生涯で1,800万円の枠が付与されるというイメージです。
1,800万円の非課税保有限度額の枠に収まるのであれば、一生涯非課税で投資できます。
生涯の非課税保有限度額は、投資元本(買付額)ベースで管理されます。
投資商品の評価額がどう変化しても保有限度額に影響はなく、あくまで投資した際の元本の金額です。
つまり、100万円で購入した投資信託が200万円に値上がりしても、使用した枠は100万円のままです。
新NISAでは、商品を売却した場合、売却した商品の簿価(取得金額)分の非課税保有限度額が翌年に復活するしくみが導入されました。
たとえば、80万円で取得した商品が値上がりして100万円で売った際には、購入時の金額80万円分の非課税投資枠が復活します。
ただし、売却により空いた枠を利用できるのは翌年以降であり、年間投資限度額が上乗せされるわけではありません。
NISA証券会社の選び方
NISA口座は一人一口座しか開設できないため、証券会社選びは慎重に行う必要があります。
ここでは、証券会社を選ぶ際に確認すべき5つの重要なポイントを解説します。
つみたて投資枠で投資できる投資信託の本数は、証券会社によって大きく異なります。
金融庁が認定したつみたて投資枠対象の投資信託は約280本ありますが、すべての証券会社がこれらを取り扱っているわけではありません。
SBI証券や楽天証券は約250本以上を取り扱っており、選択肢が豊富です。
一方、銀行や対面証券では取扱本数が数十本程度に限られる場合もあります。
取扱本数が多いほど、自分の投資方針に合った商品を見つけやすくなります。
全世界株式、米国株式、先進国株式、バランス型など、さまざまな資産クラスから選べる証券会社を選ぶとよいでしょう。
主要なネット証券では、NISA口座での国内株式・米国株式・投資信託の売買手数料が無料になっています。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などは、NISA口座での取引手数料を全面的に無料化しています。
ただし、一部の証券会社では、特定の商品や取引方法で手数料がかかる場合があります。たとえば、単元未満株の取引や、一部の外国株式では手数料が発生することもあります。
手数料は長期投資において大きなコスト要因になるため、できるだけ手数料無料の証券会社を選ぶことが重要です。
公式サイトで手数料体系を確認し、自分が投資したい商品の手数料が無料かどうかをチェックしましょう。
クレジットカードで投資信託の積立投資を行うと、ポイントが貯まる「クレカ積立」サービスは、長期投資において見逃せないメリットです。
クレジットカードで投資信託の積立投資を行うと、ポイントが貯まる「クレカ積立」サービスは、長期投資において見逃せないメリットです。
毎月の積立額に対してポイントが付与されるため、実質的に投資コストを下げられます。
マネックス証券のマネックスカードは、ポイント還元率が最大2.2%と業界最高水準です。
SBI証券の三井住友カードは0.5%~5.0%、楽天証券の楽天カードは0.5%~1.0%の還元率です。
たとえば、毎月5万円を積み立てた場合、還元率1.0%なら年間6,000円分のポイントが貯まります。
20年間続ければ12万円分のポイントになり、長期では大きな差になります。
自分が普段使っているクレジットカードや経済圏に合わせて、ポイント還元率の高い証券会社を選ぶとよいでしょう。
投資信託の最低投資金額は、証券会社によって異なります。
主要なネット証券では、100円から投資信託を購入できるところが多く、少額から投資を始められます。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などは、すべて100円から投資信託の積立投資が可能です。
初心者や資金に余裕がない方でも、無理なく投資をスタートできます。
一方、銀行や一部の証券会社では、最低投資金額が1,000円や1万円に設定されている場合もあります。
まずは少額から試してみたいという方は、100円から始められる証券会社を選ぶことをおすすめします。
スマホアプリの使いやすさは、日々の投資活動に大きく影響します。
資産状況の確認、銘柄の検索、注文の発注など、アプリで快適に操作できるかどうかは重要なポイントです。
SBI証券の「SBI証券 株アプリ」、楽天証券の「iSPEED」、マネックス証券の「マネックス証券アプリ」など、各社がスマホアプリをリリースしています。
画面の見やすさ、操作のしやすさ、情報の充実度などを比較してみましょう。
アプリストアのレビューや評価を参考にするのもよい方法です。
実際に使っているユーザーの声を確認することで、自分に合ったアプリを見つけられます。
NISAのおすすめ投資信託5選
つみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した投資信託を選ぶことが重要です。
ここでは、初心者におすすめの人気投資信託5本を紹介します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、この1本で世界中の約3,000銘柄に投資でき、信託報酬は年率0.05775%程度と非常に低コストです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む全世界の株式市場に分散投資できる投資信託です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動することを目指しており、先進国から新興国まで幅広くカバーしています。
この1本で世界中の約3,000銘柄に投資できるため、地域や国を選ぶ必要がありません。
世界経済全体の成長を享受したい方に最適な商品です。
信託報酬は年率0.05775%程度(税込)と非常に低コストで、長期保有に適しています。
純資産総額も3兆円を超えており、安定した運用が期待できます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動し、信託報酬は年率0.08140%以下と業界最低水準です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動することを目指すインデックスファンドです。
信託報酬は2025年1月25日から年率0.08140%以下に引き下げられ、業界最低水準のコストで運用できます。
S&P500指数は、米国の主要な大型株約500銘柄で構成されており、アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界を代表する企業に投資できます。
米国経済の成長を取り込みたい方に人気の商品です。
純資産総額は6兆円を超え、国内公募の追加型株式投資信託の中で最大規模となっています。
多くの投資家から支持されている実績があります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する米国株式インデックスファンドです。
米国のバンガード社が運用するETF「VOO」を通じて、S&P500指数に連動する運用を行っています。
信託報酬は年率0.0938%程度(税込)と、eMAXIS Slimシリーズと並んで業界最低水準です。
コストを最小限に抑えたい投資家に支持されています。
SBI証券で特に人気が高く、つみたて投資枠での買付ランキングでも上位に入る商品です。
米国株式に集中投資したい方におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国株式市場全体に投資できる投資信託です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動することを目指しており、大型株から小型株まで約4,000銘柄をカバーしています。
S&P500指数が大型株中心なのに対し、この商品は中小型株も含めた米国株式市場全体に投資できる点が特徴です。
米国の中小企業の成長も取り込みたい方に向いています。
信託報酬は年率0.162%程度(税込)で、楽天証券で特に人気の高い商品です。
楽天ポイントで購入できるため、楽天経済圏を利用している方には使いやすいでしょう。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する老舗のインデックスファンドです。
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動することを目指しており、日本を除く先進国の株式に投資します。
信託報酬は年率0.09889%程度(税込)と低コストで、長年の運用実績があります。
純資産総額も5,000億円を超えており、安定した運用が期待できます。
日本を除く先進国株式に投資したい方、老舗の運用会社の実績を重視する方におすすめの商品です。
投資信託を選ぶ際には、長期的なリターンに影響する要素をしっかり確認することが大切です。
ここでは、投資信託選びで特に重要な3つのポイントを解説します。
信託報酬は、投資信託を保有している間、毎日信託財産から差し引かれる運用管理費用です。
年率で表示されますが、実際には日割りで毎日差し引かれています。
たとえば、信託報酬が年率0.1%の投資信託と年率1.0%の投資信託を比較すると、20年間で大きな差が生まれます。
100万円を年率5%で運用した場合、信託報酬0.1%なら約259万円、信託報酬1.0%なら約243万円となり、16万円もの差が出ます。
特にインデックスファンド(指数連動型の投資信託)を選ぶ際は、信託報酬の低さが重要です。
同じ指数に連動する商品なら、信託報酬が低い方が有利です。
投資信託は、1本で多数の銘柄に分散投資できる点が大きなメリットです。
投資対象がどれだけ分散されているかを確認することで、リスクを抑えられます。
全世界株式型の投資信託は、先進国から新興国まで幅広く分散されており、特定の国や地域の影響を受けにくくなっています。
一方、米国株式型は米国に集中投資するため、米国経済の影響を大きく受けます。
バランス型の投資信託は、株式だけでなく債券やREITなど複数の資産クラスに分散投資するため、株式市場が下落した時でも影響を抑えられます。
自分のリスク許容度に合わせて、分散度を選びましょう。
運用実績は、過去のパフォーマンスを確認する指標です。
ただし、過去の実績が将来の成果を保証するものではないため、あくまで参考情報として見ることが大切です。
インデックスファンドの場合は、目標とする指数にどれだけ正確に連動しているか(トラッキングエラーの小ささ)を確認しましょう。
指数との乖離が小さいほど、優れた運用と言えます。
純資産総額は、投資信託の規模を示す指標です。
純資産総額が大きいほど、運用の安定性が高く、コストも下がりやすくなります。
数百億円以上の規模があれば、安定した運用が期待できるでしょう。
NISA口座開設から投資開始までの流れ
NISA口座の開設は、オンラインで完結できる証券会社が増えています。
ここでは、口座開設から実際に投資を始めるまでの具体的な流れを解説します。
NISA口座を開設するには、まず証券会社の総合口座(証券口座)を開設する必要があります。
総合口座とNISA口座は同時に申し込むことができます。
スマホで本人確認書類を撮影してアップロードすれば、郵送不要で手続きが完了します。
主要なネット証券では、最短で翌営業日に口座開設が完了します。
マイナンバーカードを利用した「スマホで本人確認」を使えば、さらにスピーディーに開設できる証券会社もあります。
本人確認は、金融機関が法律に基づいて行う手続きです。
オンラインで口座開設する場合、スマホのカメラで本人確認書類を撮影し、自分の顔も撮影して送信する「eKYC(電子本人確認)」が主流になっています。
マイナンバーは、NISA口座開設に必須です。
マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認が同時にできるため、手続きが簡単です。
マイナンバーカードがない場合は、通知カードやマイナンバー記載の住民票でも対応できます。
証券会社が税務署にNISA口座開設の申請を行い、税務署の審査が完了すると、正式にNISA口座が開設されます。
審査には1~2週間程度かかる場合があります。
口座開設が完了したら、証券口座に資金を入金します。
即時入金サービスを利用すれば、インターネットバンキングから手数料無料で即座に入金できます。
主要なネット証券では、複数の銀行と提携しており、便利に入金できます。
つみたて投資枠で積立投資を始める場合は、積立設定を行います。
毎月の積立日、積立金額、購入する投資信託を選択すれば、以後は自動で買付が行われます。
クレカ積立を利用する場合は、クレジットカードの登録も必要です。
投資信託の購入方法は、「スポット購入(一括購入)」と「積立購入」の2種類があります。
スポット購入は、好きなタイミングで好きな金額を購入する方法です。
成長投資枠では、スポット購入も積立購入も選べます。
積立購入は、毎月または毎日、一定額を自動で購入する方法です。
つみたて投資枠では積立購入のみが可能です。
相場の上下に関係なく定期的に購入することで、平均購入単価を平準化できる「ドルコスト平均法」の効果が期待できます。
購入する投資信託を選んだら、購入金額を入力して注文を確定します。
投資信託の基準価額は1日1回しか決まらないため、注文した時点では価格は確定していません。通常、注文日の翌営業日に約定(取引成立)し、基準価額が確定します。
NISAで気をつけたい3つのこと
NISAは非課税で投資できるメリットがある一方で、注意すべきポイントもあります。
ここでは、NISA口座を利用する際に気をつけたい3つの重要な点を解説します。
投資信託や株式は、価格が変動する金融商品です。購入した時よりも価格が下がれば、元本割れ(投資した金額を下回ること)が起こります。NISAは非課税制度ですが、損失を防ぐ仕組みではありません。
特に短期間で大きなリターンを狙おうとすると、リスクも高くなります。
株式市場は短期的には大きく変動しますが、長期的には成長する傾向があります。
長期・積立・分散投資の原則を守ることで、リスクを抑えられます。
投資を始める前に、自分のリスク許容度を確認しましょう。
生活に必要な資金や近い将来使う予定のある資金は投資に回さず、余裕資金で投資することが大切です。
NISA口座は、1人につき1つの金融機関でしか開設できません。
複数の証券会社でNISA口座を持つことはできないため、最初の証券会社選びは慎重に行う必要があります。
ただし、年単位で金融機関を変更することは可能です。
変更したい年の前年10月1日から変更手続きができます。
ただし、その年にすでにNISA口座で買付を行っている場合は、その年の変更はできません。
NISA口座を変更しても、変更前の金融機関で購入した商品は、そのまま非課税で保有し続けられます。
ただし、変更前の金融機関のNISA口座で新たに買付はできなくなります。
年間投資枠は、毎年1月1日にリセットされます。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円ですが、使い切れなかった分を翌年に繰り越すことはできません。
たとえば、2024年につみたて投資枠で80万円しか投資しなかった場合、残りの40万円を2025年に繰り越して160万円投資することはできません。
2025年の年間投資枠は、再び120万円からスタートします。
ただし、非課税保有限度額の1,800万円は生涯で使える枠なので、焦る必要はありません。
自分のペースで無理なく投資を続けることが、長期的な資産形成では重要です。
NISAの活用方法は、年代やライフステージによって変わります。
20代は時間を味方につけて積極的に運用し、30代は教育資金とのバランスを考え、40代は老後資金の準備を本格化させ、50代以上はリスクを抑えた運用へシフトすることが一般的とされています。
自分のライフステージに合わせて、無理のない投資計画を立てましょう。
NISAとiDeCoは、それぞれ異なる特徴があり、どちらが良いかは個人の状況によって異なります。両方を併用することも可能です。
NISAのメリットは、いつでも自由に引き出せる点です。急な出費が必要になった時でも、売却して現金化できます。一方、iDeCoは60歳まで原則引き出せませんが、掛金が全額所得控除の対象になるため、税制メリットが大きい制度です。
まずはNISAで投資に慣れてから、余裕があればiDeCoも始めるという順番がおすすめです。
はい、つみたて投資枠と成長投資枠は併用できます。年間投資枠は、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円を合わせて、最大360万円まで投資可能です。
たとえば、つみたて投資枠で毎月5万円(年間60万円)を積み立てながら、ボーナス時に成長投資枠で100万円を一括投資するという使い方ができます。
旧NISA(つみたてNISAや一般NISA)で保有している商品を、新NISAに移す必要はありません。旧NISAで投資した商品は、そのまま非課税期間終了まで非課税で保有できます。
旧NISAと新NISAは別枠で管理されるため、旧NISAで保有している商品が新NISAの非課税保有限度額1,800万円に影響することはありません。
はい、NISA口座は年単位で金融機関を変更できます。変更したい年の前年10月1日から、変更手続きが可能です。
ただし、その年にすでにNISA口座で買付を行っている場合は、その年の変更はできません。変更前の金融機関で購入した商品は、そのまま非課税で保有し続けられます。
株式市場が暴落して、保有している投資信託の評価額が大きく下がった時は、冷静に対応することが重要です。短期的な価格変動に動揺して、慌てて売却することは避けましょう。
長期・積立・分散投資を続けていれば、一時的な暴落は回復する可能性が高いです。むしろ、暴落時は投資信託を安く買えるチャンスと考えることもできます。
NISA口座で得た利益は非課税のため、原則として確定申告は不要です。売却益や配当金・分配金に税金がかからないため、申告する必要がありません。
ただし、NISA口座以外の課税口座(特定口座や一般口座)で投資をしている場合は、確定申告が必要になることがあります。
NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度で、長期的な資産形成に最適です。
2024年からの新NISAでは、年間投資枠が最大360万円、非課税保有限度額が1,800万円に拡大され、非課税期間も無期限になりました。
証券会社選びでは、手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、ポイント還元率などを比較することが重要です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券は、NISA口座での売買手数料が無料で、商品ラインナップも充実しています。
クレカ積立のポイント還元も活用すれば、実質的な投資コストをさらに下げられます。
投資信託選びでは、信託報酬の低さ、投資対象の分散度、運用実績を確認しましょう。
eMAXIS Slimシリーズなど、信託報酬が年率0.1%以下の低コストインデックスファンドは、長期投資に適しています。
全世界株式や米国株式など、自分の投資方針に合った商品を選ぶことが大切です。
NISAを活用する際は、長期・積立・分散投資の原則を守りましょう。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、コツコツと積立を続けることが、資産形成の成功につながります。
年代やライフステージに合わせて、投資方針を調整することも重要です。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトや専門家にご相談ください。
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