証券口座おすすめ5社|初心者向け選び方と比較ポイント

DMM証券で口座を開設しようか迷っているけれど、本当に自分に合った証券会社なのか不安に感じていませんか。
手数料の安さや米国株の取引環境が魅力的に見える一方で、投資信託やNISAのつみたて投資枠に対応していないという情報もあり、判断に迷っている方も多いでしょう。
DMM証券は日本株と米国株の取引に特化した証券会社で、手数料の安さと高機能な取引ツールが大きな特徴です。
特に信用取引手数料が0円、25歳以下は現物取引手数料が実質無料という点は、コストを抑えたい投資家にとって大きなメリットとなります。
この記事では、DMM証券の基本情報から手数料体系、メリット・デメリット、向いている人の特徴まで、実際の利用を検討する上で必要な情報を網羅的に解説します。
目次
DMM証券は、DMM.comグループが運営するオンライン証券会社です。
正式名称は「株式会社DMM.com証券」で、関東財務局長(金商)第1629号の登録を受けた金融商品取引業者として、日本株と米国株の取引サービスを提供しています。
DMM証券は、動画配信やゲーム、FXなど多彩な事業を展開するDMM.comグループの一員として2018年4月にサービスを開始しました。
特にDMM FXは国内口座開設数でトップクラスの実績を持ち、その運営ノウハウを活かして証券事業にも参入しています。
後発のネット証券として、既存の大手証券会社にはない独自のサービスや低コスト体系を実現している点が特徴です。
グループ全体の信頼性と技術力を背景に、24時間体制のカスタマーサポートや使いやすい取引ツールを提供しています。
DMM証券の最大の特徴は、取扱商品を日本株と米国株に絞り込んでいる点です。
投資信託を取り扱っていないため、NISAのつみたて投資枠は利用できません。
一方で、米国株は約1,950銘柄を取り扱っており、米国ETFやADR(米国預託証券)も含めると2,344銘柄にのぼります。
商品を絞り込むことで、手数料の引き下げや取引ツールの充実に注力しており、株式取引に集中したい投資家にとって使いやすい環境を整えています。
日本株は東証、名証、札証、福証の各取引所の銘柄に対応し、現物取引と信用取引の両方が可能です。
DMM証券は投資信託を一切取り扱っていないため、2024年からスタートした新NISAのつみたて投資枠を利用することができません。
新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠を併用でき、合わせて1,800万円まで投資できますが、つみたて投資枠を利用しない場合は1,200万円までに制限されます。
成長投資枠のみを活用して日本株や米国株に投資したい方には問題ありませんが、投資信託を使った分散投資や積立投資を重視する方は、SBI証券や楽天証券など投資信託を豊富に扱う証券会社を検討する必要があります。
初心者が少額から分散投資を始めたい場合、投資信託は有効な手段となるため、この点は慎重に判断しましょう。
DMM証券の手数料体系は、ネット証券の中でもトップクラスの安さを実現しています。
現物取引、信用取引、米国株取引のそれぞれで明確な料金設定がされており、さらにポイント還元の仕組みも用意されています。
DMM証券の現物取引手数料は、約定金額5万円以下で55円(税込)、10万円以下で88円、最大でも300万円超で880円という低コスト設定です。
1約定ごとに手数料が発生する仕組みで、一日定額制のコースはありません。
少額取引でも大口取引でも手数料負担が抑えられるため、スイングトレードや中長期投資を行う方に適しています。
他の主要ネット証券と比較しても、特に20万円以上の取引では手数料の安さが際立ちます。
新規口座開設後1ヶ月間は手数料無料のキャンペーンも実施されているため、ツールの使い心地を試しながらコストをかけずに取引を始められます。
信用取引の手数料は、約定金額にかかわらず0円(無料)です。
これは主要ネット証券の中でも最安水準で、信用取引をメインに行うトレーダーにとって大きなメリットとなります。
買方金利は2.1%とネット証券最安水準に設定されており、短期的な売買を繰り返す場合でも手数料負担を気にする必要がありません。
ただし、信用取引はレバレッジを効かせた取引となるため、相場の変動によっては損失が拡大するリスクがあります。資金管理を徹底し、自分のリスク許容度を理解した上で活用しましょう。
25歳以下の方は、国内株式の現物取引手数料が翌月に全額キャッシュバックされ、実質0円で取引できます。
キャッシュバックの上限はなく、26歳になる月の月末まで適用されます。
若い世代が投資経験を積むには理想的な環境といえるでしょう。
対象となるのは国内株式の現物取引のみで、信用取引や米国株取引は含まれません。
25歳以下の方で株式投資を始めたいと考えている場合、DMM証券は有力な選択肢の一つとなります。
取引手数料の1%が「DMM株ポイント」として還元され、1ポイント=1円で現金に交換できます。
貯まったポイントは証券口座に入金して取引に利用することも、そのまま出金することも可能です。
実質的には手数料が1%割引になるのと同じ効果があり、取引回数が多い方ほどメリットが大きくなります。
ポイントの有効期限や交換の手間もなく、シンプルで使いやすい還元制度といえるでしょう。
DMM証券の取引ツール
DMM証券は初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせた取引ツールを無料で提供しています。
PCツールとスマホアプリの両方が充実しており、日本株と米国株を1つのツールで取引できる点が大きな特徴です。
DMM株 STANDARDは、PCブラウザで利用できる初心者向けの取引ツールです。
シンプルな画面構成で、難しい専門用語や複雑な操作を極力排除した設計となっています。
銘柄検索、株価チャート、ニュース、注文機能が一つの画面にまとまっており、投資判断から発注までスムーズに行えます。
銘柄の詳細情報では四季報やビジュアル決算、アナリスト予想、個人投資家予想など独自の情報も充実しています。
株式投資を始めたばかりの方でも直感的に操作できるため、取引に慣れるまでの学習コストが低く抑えられます。
DMM株 PRO+は、PCにインストールして使う高機能な取引ツールです。
「逆指値」「OCO」「IFDO」などの特殊注文をフル装備しており、アクティブトレーダーも満足できる機能を搭載しています。
特に注目したいのが「進化した逆指値」機能で、通常の逆指値とは異なり、注文時より有利な条件で発注することも可能です。
板からワンクリックで発注するモードやフル板情報など、スピーディーな取引を求めるトレーダーにとって便利な機能が揃っています。
複数の銘柄を同時に監視しながら素早く売買判断を下したい方に適したツールです。
DMM証券のスマホアプリは、1つのアプリで国内株と米国株の両方を取引できる点が大きな特徴です。
SBI証券や楽天証券では日本株と米国株で別々のアプリを使う必要がありますが、DMM証券なら資産全体を一元管理できます。
アプリには「かんたんモード」と「ノーマルモード」の2つのモードがあり、初心者は難しい用語や複雑な操作が不要なかんたんモードで、上級者は詳細な銘柄分析をしながらワンタップで発注できるノーマルモードで取引できます。
外出先でも気軽に取引や情報収集ができるため、投資スタイルの幅が広がります。
DMM証券の取引ツールには、他社にはない独自機能が搭載されています。
代表的なのが「進化した逆指値」で、指値注文を発注したいが板に表示させたくない場合などに活用できます。
また、米国株の銘柄詳細ページでは、PERやPBRなどの指標、直近5年分の業績、アナリストの株価予想などを簡単にチェックできます。
英語の決算書を読む必要がなく、スマホでスキマ時間に銘柄分析ができる点は、初心者から上級者まで多くの投資家にとって便利な機能です。
DMM証券で取引できる商品
DMM証券の取扱商品は日本株と米国株に特化しており、それぞれの市場で充実した銘柄数を提供しています。
一方で、投資信託やIPOの取扱いには制限があります。
DMM証券では、東京証券取引所、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所に上場する全ての銘柄を取引できます。
現物取引と信用取引の両方に対応しており、ETF、ETN、REITも取引可能です。
ただし、単元未満株(ミニ株)の取引には対応していないため、少額から分散投資を始めたい方は他の証券会社を検討する必要があります。
NISA口座でも日本株の取引ができ、成長投資枠を活用した非課税投資が可能です。
DMM証券の米国株取扱銘柄数は約1,950銘柄で、米国ETF295銘柄、ADR(米国預託証券)111銘柄を含めると全2,344銘柄となります。
米国株の取引手数料は金額にかかわらず0円ですが、為替手数料として1米ドルあたり25銭がかかります。
円貨決済と外貨決済の両方に対応しており、円貨決済なら日本株と同じ感覚で取引できます。
AppleやAmazonなどの有名企業は網羅しているため、一般的な投資家にとっては十分な銘柄数といえるでしょう。
保有している米国株を国内株の信用取引の担保として利用できる点も、DMM証券独自のサービスです。
DMM証券は投資信託を一切取り扱っていないため、投資信託を活用した分散投資や積立投資はできません。
また、IPO(新規公開株)の取扱実績は年間10銘柄程度と少なめです。
ただし、IPOの抽選は完全平等抽選で、事前入金も不要なため、取扱いがあった際には気軽に申し込めます。
投資信託やIPOを重視する方は、これらの取扱いが豊富な他の証券会社と併用することをおすすめします。
DMM証券のメリット5つ
DMM証券には、他のネット証券にはない独自の強みがあります。
ここでは、DMM証券が多くの投資家に選ばれる5つのメリットを詳しく解説します。
DMM証券の最大のメリットは、業界最安水準の手数料体系です。
現物取引は55円から、信用取引は0円、米国株取引も0円(為替手数料のみ)と、どの取引でもコストを大幅に抑えられます。
さらに取引手数料の1%がポイント還元されるため、実質的な手数料負担はさらに軽くなります。
取引回数が多いデイトレーダーや、長期的に資産を積み上げたい投資家にとって、手数料の安さは大きなアドバンテージとなります。
信用取引手数料が完全無料である点は、レバレッジを活用した取引を行う投資家にとって非常に魅力的です。
買方金利も2.1%と業界最安水準に設定されており、短期的な売買を繰り返す場合でもコスト負担を最小限に抑えられます。
さらに、米国株を信用取引の担保として利用できる独自のサービスにより、資金効率を最大化できます。
ただし、信用取引はリスクも高いため、十分な知識と経験を持った上で活用することが重要です。
初心者向けのDMM株 STANDARDから上級者向けのDMM株 PRO+まで、多彩な取引ツールが全て無料で利用できます。
特にスマホアプリは、日本株と米国株を1つのアプリで管理できる点が便利です。
かんたんモードとノーマルモードを切り替えられるため、投資経験に応じて最適な環境で取引できます。
銘柄情報も充実しており、四季報やアナリスト予想、ビジュアル決算など、投資判断に必要な情報を手軽に入手できます。
DMM証券の口座開設は、午前中に「スマホでスピード本人確認」を利用して申し込むと、午後には取引できる状態になることもあります。
最短即日で取引を開始できるスピード感は、投資機会を逃したくない方にとって大きなメリットです。
口座開設の手続きもスマホで完結し、本人情報の入力から本人確認まで約5分で完了します。
投資を始めたいと思ったその日に行動に移せる環境が整っています。
DMM証券は、FXや動画配信など多彩な事業を展開するDMM.comグループの一員です。
特にDMM FXは国内トップクラスの実績を持ち、その運営ノウハウが証券事業にも活かされています。
金融商品取引業者として関東財務局の登録を受けており、投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際にも顧客資産は保護されます。
24時間体制のカスタマーサポート(メンテナンス時間を除く)も用意されており、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。
DMM証券のデメリット4つ
DMM証券には多くのメリットがある一方で、投資スタイルによってはデメリットとなる点もあります。
口座開設前に必ず確認しておきましょう。
DMM証券は投資信託を取り扱っていないため、2024年からの新NISAのつみたて投資枠を利用できません。
新NISAでは、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)を併用することで、最大1,800万円の非課税投資枠を活用できますが、DMM証券では成長投資枠の1,200万円までしか使えません。
つみたて投資枠を活用して長期的な資産形成を行いたい方は、SBI証券や楽天証券など投資信託を豊富に扱う証券会社を検討する必要があります。
DMM証券は投資信託を一切取り扱っていません。
投資信託は少額から分散投資ができ、プロが運用を代行してくれるため、初心者にとって始めやすい投資手段です。
投資信託を活用した積立投資や分散投資を重視する方にとって、この点は大きなデメリットとなります。
ただし、米国ETFを活用すれば投資信託と同様の分散投資効果を得ることは可能です。
自分の投資目的に応じて、DMM証券だけで完結させるか、他の証券会社と併用するかを判断しましょう。
DMM証券のIPO取扱実績は年間10銘柄程度と、大手証券会社と比較すると少なめです。
IPO投資で当選確率を上げるには、複数の証券会社に口座を開設して申し込み回数を増やすことが有効です。
DMM証券のIPOは完全平等抽選で事前入金も不要なため、取扱いがあった際には気軽に申し込めます。
IPO投資を重視する方は、SBI証券やSMBC日興証券など取扱実績が豊富な証券会社と併用することをおすすめします。
DMM証券では単元未満株(ミニ株)の取引に対応していません。
単元未満株とは、通常100株単位で取引される株式を1株から購入できるサービスで、少額から分散投資を始めたい方に適しています。
数万円から数十万円の資金で複数の銘柄に分散投資したい場合、単元未満株が利用できないのはデメリットとなります。
少額投資を重視する方は、SBI証券の「S株」やマネックス証券の「ワン株」など、単元未満株サービスを提供している証券会社を検討しましょう。
DMM証券が向いている人・向いていない人
DMM証券の特徴を踏まえて、どのような投資家に向いているのか、逆にどのような方には向いていないのかを明確にします。
DMM証券が向いているのは、以下のような特徴を持つ投資家です。
DMM証券がおすすめな人
日本株や米国株の個別銘柄に投資したい方
取引コストを最小限に抑えたい方
信用取引をメインに行う方
米国株投資に興味がある方
25歳以下の若い投資家
高機能な取引ツールを無料で使いたい方
投資信託ではなく、自分で銘柄を選んで投資したい方に適しています。
現物取引55円から、信用取引0円、米国株取引0円という手数料体系は業界最安水準です。
取引手数料0円で約1,950銘柄の米国株を取引でき、1つのアプリで日本株と米国株を管理できます。
一方で、DMM証券が向いていないのは以下のような方です。
DMM証券が向いていない人
投資信託で分散投資したい方
NISAのつみたて投資枠を活用したい方
少額から分散投資を始めたい初心者
IPO投資を重視する方
投資について手厚いサポートを受けたい方
DMM証券では投資信託を一切取り扱っていないため、他の証券会社を選ぶべきです。
つみたて投資枠は投資信託が対象となるため、DMM証券では利用できません。
単元未満株が利用できないため、他の証券会社の方が適しています。
自分の投資目的やスタイルに合わせて、DMM証券が本当に自分に合っているか慎重に判断することが大切です。
DMM証券の口座開設方法
DMM証券の口座開設は、スマホで完結する簡単な手続きで、最短即日で取引を始められます。
ここでは具体的な手順を解説します。
DMM証券の口座開設は、スマホで約5分で完了します。
「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、自分の顔と顔写真付き確認書類をスマホで撮影するだけで本人確認が完了します。
郵送での書類のやり取りが不要なため、手続きがスピーディーに進みます。
口座開設に必要な書類は、マイナンバー確認書類と本人確認書類の2種類です。
マイナンバー個人番号カードがあれば、これ1枚でマイナンバー確認と本人確認の両方が完了します。
スマホでスピード本人確認を利用する場合、スマホのカメラで書類と自分の顔を撮影します。
画面の指示に従って撮影するだけなので、誰でも簡単に手続きを進められます。
本人確認が完了すると、DMM証券による審査が行われます。
審査に通過すると、登録したメールアドレスに「口座開設手続き完了のお知らせ」が届きます。
メールに記載されたURLにアクセスし、認証キーを受け取ります。
認証キーと氏名、生年月日、電話番号を入力して本人認証を行うと、ログインIDと初期パスワードが表示されます。
この情報を使ってDMM証券にログインし、初期設定を完了すれば取引を始められます。
午前中に申し込めば、午後には取引できる状態になることもあります。
口座に入金すれば、すぐに日本株や米国株の取引を開始できます。
クイック入金を利用すれば、入金後すぐに残高が反映されるため、投資機会を逃しません。
DMM証券(DMM株)とDMM FXは、同じDMM.comグループが運営していますが、取り扱う商品が異なります。DMM証券は日本株と米国株を取り扱う証券会社で、DMM FXは外国為替証拠金取引(FX)を専門とするサービスです。それぞれ別の口座開設が必要ですが、DMM証券で保有している株式をDMM FXの証拠金として利用できる「DMM FX株券担保サービス」も提供されています。株式投資とFX取引の両方に興味がある方は、両方の口座を開設して資金効率を高めることも可能です。
DMM証券の米国株取引では、取引手数料は0円ですが、為替手数料として1米ドルあたり25銭がかかります。これは主要ネット証券と同水準の為替手数料です。円貨決済を選択すると、取引のたびに自動的に日本円と米ドルが交換されるため、為替手数料が往復で発生します。外貨決済を選択すれば、米ドルで直接取引できるため、為替手数料を節約できます。米国株投資を頻繁に行う場合は、外貨決済を活用することをおすすめします。
25歳以下の現物取引手数料実質無料の優遇は、26歳になる月の月末まで適用されます。26歳になった翌月からは、通常の手数料体系が適用されます。ただし、DMM証券の手数料は業界最安水準であるため、優遇が終了しても他の証券会社と比較して十分に競争力があります。また、取引手数料の1%がDMM株ポイントとして還元される仕組みは継続して利用できるため、実質的な手数料負担はさらに軽くなります。25歳以下の間に投資経験を積んでおけば、26歳以降も効率的に取引を続けられるでしょう。
DMM証券ではNISAの成長投資枠は利用できますが、つみたて投資枠は利用できません。成長投資枠では、日本株や米国株、ETFなどを年間240万円まで非課税で投資できます。ただし、投資信託を取り扱っていないため、つみたて投資枠(年間120万円)は利用できません。新NISAの非課税保有限度額は1,800万円ですが、つみたて投資枠を利用しない場合は成長投資枠の上限である1,200万円までしか使えません。成長投資枠のみで十分な方には問題ありませんが、非課税枠をフルに活用したい方は他の証券会社も検討しましょう。
投資信託がないと、少額から分散投資を始めることが難しくなります。投資信託は100円から購入でき、1つの商品で数十から数百の銘柄に分散投資できるため、初心者にとって始めやすい投資手段です。DMM証券では投資信託が利用できないため、分散投資をするには複数の個別株やETFを自分で選んで購入する必要があります。ただし、米国ETFを活用すれば、投資信託と同様の分散投資効果を得ることは可能です。例えば、S&P500に連動するETFを購入すれば、米国の主要500社に分散投資できます。自分で銘柄を選ぶ知識と経験があれば、投資信託がなくても問題なく投資を進められます。
証券口座は複数の証券会社で開設でき、用途に応じて使い分けることが可能です。例えば、DMM証券を日本株と米国株の取引用に使い、SBI証券や楽天証券を投資信託やつみたてNISA用に使うという併用方法があります。IPO投資では、複数の証券会社から申し込むことで当選確率を上げられるため、DMM証券と他の証券会社を併用するメリットは大きいです。ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社でNISA口座を開設するかは慎重に判断しましょう。通常の課税口座は複数開設できるため、自分の投資スタイルに合わせて使い分けることをおすすめします。
信用取引は、証券会社から資金や株式を借りて取引を行う仕組みで、自己資金の約3.3倍までの取引ができます(レバレッジ効果)。利益が大きくなる可能性がある一方で、損失も拡大するリスクがあります。株価が予想と反対方向に動いた場合、自己資金を上回る損失が発生する可能性もあります。また、買方金利や貸株料などのコストも発生します。DMM証券では信用取引手数料が0円で買方金利も2.1%と低水準ですが、リスクとコストを十分に理解した上で利用することが重要です。信用取引を始める前に、仕組みやリスクについて十分に学び、余裕資金の範囲内で取引を行いましょう。
DMM証券は、日本株と米国株に特化したネット証券で、業界最安水準の手数料と高機能な取引ツールが大きな魅力です。
現物取引は55円から、信用取引は0円、米国株取引も0円(為替手数料のみ)という低コスト体系は、取引回数が多い方や資金効率を重視する方にとって大きなメリットとなります。
特に信用取引をメインに行う方や、米国株投資に興味がある方、25歳以下の若い投資家にとっては非常に魅力的な選択肢です。
1つのアプリで日本株と米国株を管理できる利便性や、初心者から上級者まで対応した多彩な取引ツールも高く評価できます。
一方で、投資信託を取り扱っていないため、NISAのつみたて投資枠は利用できません。
少額から分散投資を始めたい初心者や、投資信託を活用した長期的な資産形成を重視する方は、SBI証券や楽天証券など投資信託を豊富に扱う証券会社を検討する必要があります。
DMM証券が向いているのは、日本株や米国株の個別銘柄に投資したい方、取引コストを最小限に抑えたい方、信用取引を活用したい方です。
自分の投資目的やスタイルに合わせて、DMM証券を単独で使うか、他の証券会社と併用するかを判断しましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しくはDMM.com証券公式サイトでご確認ください。
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