FX注文方法おすすめ7つ|トレードスタイル別の最適な選び方

FX注文方法おすすめ7つ|トレードスタイル別の最適な選び方

FXで取引を始めたばかりの方にとって、取引画面に並ぶ「成行」「指値」「逆指値」といった注文ボタンは、どれを使えば良いか迷う存在ではないでしょうか。注文方法を誤ると、意図しない価格で取引が成立したり、損切りが間に合わず大きな損失を抱えたりするリスクがあります。

実はFXには基本的な注文方法から複合注文まで、7つの注文方法があります。これらを適切に使い分けることで、日中仕事をしている方でも自動的に利確・損切りができ、リスクを抑えながら効率的に取引できるのです。

本記事では、FX初心者の方でも理解しやすいよう、各注文方法の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。さらに、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードといったトレードスタイル別に最適な注文方法も紹介しますので、ご自身に合った使い方が見つかるでしょう。

注文ミスを防ぐポイントやスリッページ対策、主要FX会社の注文機能比較まで網羅していますので、安心して取引を始められる知識が身につきます。

📝 この記事の要約
  • FXには成行・指値・逆指値の基本3つと、IFD・OCO・IFO・トレールの複合4つ、合計7つの注文方法がある
  • 初心者はまず成行注文と指値注文を使い、慣れてきたらOCO注文で利確・損切りを同時設定するのがおすすめ
  • スキャルピングには成行注文、デイトレードにはOCO・IFO注文、スイングトレードにはトレール注文が適している
  • スリッページ対策として許容範囲を設定し、経済指標発表時の注文は慎重に行う必要がある
  • 注文ミスを防ぐため、発注前に売買方向・数量・価格を必ず確認し、損切り設定を習慣化することが重要
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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

FXのおすすめ注文方法|初心者から上級者まで使える7つの方法

FXには7つの注文方法があり、それぞれ異なる場面で活用できます。ここでは全体像を把握できるよう、各注文方法の特徴を一覧で紹介します。

FXの注文方法一覧表

FXの注文方法は、大きく分けて基本注文3つと複合注文4つに分類されます。基本注文は単独で使用し、複合注文は複数の注文を組み合わせて自動化する仕組みです。

注文方法 特徴 主な用途
成行注文 価格を指定せず今すぐ取引 即座にポジションを持ちたいとき
指値注文 有利な価格を指定して予約 希望価格での買い・売りを待つとき
逆指値注文 不利な価格を指定して予約 損切りや高値ブレイクを狙うとき
IFD注文 新規と決済を同時に予約 エントリーと決済を一度に設定
OCO注文 2つの注文を出し片方成立で片方取消 利確と損切りを同時設定
IFO注文 新規・利確・損切りを一度に設定 完全自動で取引を完結させる
トレール注文 相場に追従して逆指値が自動変更 利益を伸ばしながら損失を限定

基本注文は注文方法の土台となるため、まずこの3つを理解することが重要です。複合注文は基本注文を組み合わせたもので、時間効率を高めたい方に適しています。

初心者がまず使うべき注文方法

FX初心者の方には、成行注文・指値注文・逆指値注文の3つから始めることをおすすめします。この3つは最もシンプルで、FX取引の基礎を学ぶのに最適です。

まず成行注文で取引の流れを体験し、次に指値注文で希望価格での取引を試してみましょう。相場の動きに慣れてきたら、逆指値注文を使って損切りを設定する習慣をつけることが大切です。損切り設定は、レバレッジ取引であるFXにおいて、証拠金を上回る損失を防ぐための必須スキルとなります。
出典: 金融庁 個人向けFXレバレッジ規制

OCO注文で利確と損切りを同時設定すれば、相場を見ていない間でも自動リスク管理が可能

3つの基本注文に慣れたら、OCO注文を使って利確と損切りを同時に設定してみましょう。OCO注文を使えば、相場を見ていない間でも自動的にリスク管理ができるため、日中仕事をしている方でも安心して取引できます。

トレードスタイル別のおすすめ注文方法

トレードスタイルによって最適な注文方法は異なります。自分のライフスタイルや取引スタイルに合った注文方法を選ぶことで、効率的に利益を狙えるでしょう。

トレードスタイル 保有期間 おすすめ注文方法
スキャルピング 数秒~数分 成行注文・スピード注文
デイトレード 数時間~1日 OCO注文・IFO注文
スイングトレード 数日~数週間 IFO注文・トレール注文
長期保有 数ヶ月以上 逆指値注文(損切り設定)

スキャルピングは瞬時の判断が求められるため、即座に約定する成行注文が適しています。デイトレードは1日の中で取引を完結させるため、利確と損切りを同時設定できるOCO注文やIFO注文が便利です。スイングトレードは数日間ポジションを保有するため、トレール注文で利益を伸ばしながらリスクを管理する方法が効果的でしょう。

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基本の注文方法3つ|成行・指値・逆指値の特徴と使い分け

FXの基本となる3つの注文方法を理解することが、取引成功への第一歩です。それぞれの仕組みとメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

成行注文|今すぐ取引したいときに使う

成行注文は、価格を指定せずに現在のレートで即座に取引する注文方法です。買い注文の場合はASK(買値)、売り注文の場合はBID(売値)で約定します。

成行注文の最大のメリットは、ほぼ確実に約定することです。今すぐポジションを持ちたいとき、または保有しているポジションを今すぐ決済したいときに適しています。スキャルピングのような超短期取引では、狙ったタイミングで即座に約定できる成行注文が不可欠です。

成行注文はスリッページが発生するリスクあり。経済指標発表時は特に注意が必要

ただし、成行注文にはスリッページが発生するリスクがあります。スリッページとは、注文を出した価格と実際に約定した価格にズレが生じる現象のことです。注文がFX会社のサーバーに到達するまでの間に相場が変動すると、表示されていた価格と異なる価格で約定する可能性があります。特に経済指標発表時など相場が急変する場面では、スリッページが大きくなりやすいため注意が必要です。

スリッページ対策として、多くのFX会社では許容スリッページを設定できます。許容範囲を超えるスリッページが発生した場合は注文が成立しないため、想定外の不利な価格での約定を防げます。

指値注文|希望価格で買いたい・売りたいときに使う

指値注文は、自分にとって有利な価格を指定して予約する注文方法です。現在よりも安い価格で買いたいとき、または高い価格で売りたいときに使用します。

例えば、米ドル円が現在150.00円のとき、「149.50円まで下がったら買いたい」と考えた場合、149.50円で買いの指値注文を出します。その後実際に149.50円に到達すれば自動的に約定し、到達しなければ注文は成立しません。

指値注文なら希望価格での取引を予約でき、チャートを常に見ていなくてもOK

指値注文のメリットは、希望価格での取引を予約できることです。チャートを常に見ていなくても、指定した価格に到達すれば自動的に約定するため、仕事中や就寝中でも取引チャンスを逃しません。また、指定した価格よりも不利な価格で約定することはないため、成行注文のようなスリッページの心配がありません。

デメリットは、指定した価格に到達しなければ約定しないことです。相場が予想と異なる方向に動いた場合、取引機会を逃してしまう可能性があります。また、経済指標発表時など相場が急激に変動する場合、指定価格を飛び越えて動くことがあり、その場合も約定しません。

逆指値注文|損切りや高値ブレイクで使う

逆指値注文は、指値注文とは逆に、自分にとって不利な価格を指定して予約する注文方法です。現在よりも高い価格で買いたいとき、または安い価格で売りたいときに使用します。

逆指値注文は主に2つの場面で活用されます。1つ目は損切りです。例えば、米ドル円を150.00円で買った場合、「149.00円まで下がったら損切りしたい」と考えたとき、149.00円で売りの逆指値注文を出します。相場が下落して149.00円に到達すれば自動的に決済され、それ以上の損失拡大を防げます。

2つ目は高値ブレイクを狙った順張りエントリーです。米ドル円が現在149.50円で、「150.00円を上抜けたら上昇トレンドが始まる」と予想した場合、150.00円で買いの逆指値注文を出します。実際に150.00円を上抜けたら自動的に買いポジションが建ち、上昇トレンドに乗ることができます。

逆指値注文で損失を限定できる。レバレッジ取引では損切り設定が必須

逆指値注文の最大のメリットは、損失を限定できることです。レバレッジ取引であるFXでは、損切りを設定しないと証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
出典: 金融庁 個人向けFXレバレッジ規制逆指値注文で損切りラインを設定しておけば、相場急変時でも一定の範囲内に損失を抑えられます。

逆指値注文も成行注文として執行されるため、スリッページが発生する可能性があります

ただし、逆指値注文も成行注文として執行されるため、スリッページが発生する可能性があります。特に週明けの窓開けや経済指標発表時など相場が急変する場合、指定価格と大きく乖離した価格で約定することがあり、想定以上の損失が発生するリスクがある点に注意が必要です。

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複合注文4つ|IFD・OCO・IFO・トレール注文の活用法

複合注文は複数の注文を組み合わせて自動化する仕組みです。時間効率を高め、相場を見ていない間でもリスク管理ができるため、忙しい方に適しています。

IFD注文|新規と決済を同時に予約する

IFD注文(イフダン注文)は、新規注文と決済注文を同時に出す注文方法です。新規注文が約定したら、自動的に決済注文が有効になります。

例えば、米ドル円が現在150.00円のとき、「149.00円まで下がったら買い、その後151.00円まで上がったら利益確定したい」と考えた場合、149.00円で買いの指値注文と151.00円で売りの指値注文をセットで出します。実際に149.00円で買いポジションが建ったら、自動的に151.00円の売り注文が有効になります。

IFD注文ならエントリーから決済までを一度に設定でき、時間効率が大幅に向上

IFD注文のメリットは、エントリーから決済までを一度に設定できることです。相場を常に監視する必要がなく、予定通りの価格で自動的に取引が完結します。仕事中や就寝中でも、設定した戦略通りに取引が進むため、時間効率が大幅に向上します。

デメリットは、決済注文を1つしか設定できないことです。利益確定の指値を設定すると損切りの逆指値を設定できず、逆に損切りの逆指値を設定すると利益確定の指値を設定できません。そのため、利益確定か損切りのどちらかは手動で行う必要があります。

OCO注文|利確と損切りを同時設定する

OCO注文(オーシーオー注文)は、2つの注文を同時に出し、どちらか一方が約定したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。主に決済注文で使用されます。

例えば、米ドル円を150.00円で買っている場合、「151.00円まで上がったら利益確定、149.00円まで下がったら損切り」と考えたとき、151.00円の売り指値と149.00円の売り逆指値を同時に出します。相場が上昇して151.00円に到達すれば利益確定の指値が約定し、下落して149.00円に到達すれば損切りの逆指値が約定します。どちらかが約定すれば、もう一方は自動的にキャンセルされます。

OCO注文で利益確定と損切りを同時設定すれば、相場がどちらに動いても対応可能

OCO注文の最大のメリットは、利益確定と損切りを同時に設定できることです。相場がどちらに動いても対応できるため、リスク管理が容易になります。日中仕事をしている方でも、OCO注文を設定しておけば安心してポジションを保有できます。

OCO注文は決済だけでなく、新規注文でも使用できます。レンジ相場で上限と下限の両方にエントリー注文を出しておき、どちらかにブレイクしたら取引を開始するといった使い方も可能です。

IFO注文|新規・利確・損切りを一度に設定する

IFO注文(イフダンオーシーオー注文)は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。新規注文と、利益確定・損切りの2つの決済注文を一度に設定できます。

例えば、米ドル円が現在150.00円のとき、「149.00円まで下がったら買い、その後151.00円まで上がったら利益確定、148.00円まで下がったら損切り」という戦略を立てた場合、これらすべてを一度に設定できます。149.00円で買いポジションが建ったら、自動的に151.00円の売り指値と148.00円の売り逆指値が有効になります。

IFO注文は、エントリーから利益確定・損切りまでの一連の流れを完全に自動化できる点が最大のメリットです。一度設定すれば、相場を全く見なくても取引が完結するため、時間的制約が大きい方に最適です。また、事前にリスクとリターンの比率を決めて注文できるため、計画的なトレードが可能になります。

デメリットは、相場状況の変化に対応できないことです。新規注文が約定した後、予想外の材料が出て戦略を変更したい場合でも、すでに決済注文が有効になっているため、手動で取り消す必要があります。また、新規注文が約定しなければ決済注文も有効にならないため、エントリー価格の設定が重要になります。

トレール注文|利益を伸ばしながら損失を限定する

トレール注文は、逆指値注文に値幅指定機能を追加した注文方法です。相場が有利な方向に動くと、設定したトレール幅を維持しながら逆指値価格が自動的に追従します。

例えば、米ドル円を150.00円で買い、149.50円に売りの逆指値を設定し、トレール幅を0.50円に設定したとします。相場が上昇して150.50円になると、逆指値価格も自動的に150.00円に切り上がります。さらに151.00円まで上昇すれば、逆指値価格は150.50円に切り上がります。その後相場が反転して150.50円まで下落すると、逆指値が発動して決済されます。

トレール注文なら上昇トレンドで利益を伸ばし、反転時に自動利益確定が可能

トレール注文の最大のメリットは、利益を伸ばしながら損失を限定できることです。上昇トレンドが続く限り利益を追求でき、相場が反転したら自動的に利益確定されるため、トレンドフォロー型の取引に最適です。一度切り上がった逆指値価格は下がることがないため、最低限確保できる利益が徐々に増えていきます。

デメリットは、レンジ相場との相性が悪いことです。上下に細かく動くレンジ相場では、トレール幅が狭いとすぐに逆指値に引っかかって決済されてしまいます。トレール幅を広くすれば大きな変動に耐えられますが、理想的なタイミングで決済されず、トレール注文の価値が発揮されません。このように、トレール注文は明確なトレンドが発生している相場で効果を発揮する注文方法です。

トレードスタイル別の注文方法|あなたに合った使い分け方

トレードスタイルによって最適な注文方法は異なります。自分のライフスタイルや取引時間に合った注文方法を選ぶことで、効率的に利益を狙えます。

スキャルピング|成行注文とスピード注文

スキャルピングは、数秒から数分で取引を完結させる超短期売買です。1回の利益は小さいものの、取引回数を重ねることで利益を積み上げます。

スキャルピングでは、狙ったタイミングで即座に約定する成行注文が基本です。相場の細かな動きを見ながら迅速に売買判断をする必要があるため、指値注文のように価格に到達するのを待つ時間的余裕はありません。多くのFX会社が提供するスピード注文機能を使えば、ワンクリックで即座に新規・決済注文が可能です。

スプレッドは原則固定(例外あり)。取引回数が多いため、わずかな差でもコストに影響

スキャルピングで重要なのは、スプレッド(原則固定、例外あり)と約定スピードです。取引回数が多いため、スプレッドが0.1銭違うだけでも取引コストが大きく変わります。また、約定スピードが遅いとスリッページが発生しやすくなるため、約定力の高いFX会社を選ぶことが重要です。

FX会社によっては短時間の多数注文を制限している場合あり。利用規約を要確認

ただし、FX会社によっては短時間に多数の注文を出す行為を制限している場合があります。スキャルピングを行う際は、事前に利用規約を確認し、スキャルピングが認められているFX会社を選びましょう。

デイトレード|OCO注文とIFO注文

デイトレードは、数時間から1日で取引を完結させる短期売買です。その日のうちにポジションを決済するため、翌日への持ち越しリスクがありません。

デイトレードでは、成行注文と指値注文の両方を状況に応じて使い分けます。目の前にエントリーのタイミングが来ていれば成行注文でエントリーし、OCO注文で利益確定と損切りを同時に設定します。エントリーのタイミングを待つ状況であれば、IFO注文で新規・利確・損切りをすべて予約しておくと効率的です。

デイトレードのメリットは、朝に戦略を立てて注文を入れておけば、日中は仕事に集中できることです。夜寝る前に未決済のポジションがあれば決済する必要がありますが、基本的には放置していても自動的に取引が進みます。OCO注文やIFO注文を活用することで、相場を常に監視する必要がなくなり、本業との両立がしやすくなります。

スイングトレード|IFO注文とトレール注文

スイングトレードは、数日から数週間かけて売買する中期的なトレードです。大きな値幅を狙うため、長期的な視点に基づく計画的なエントリーと確実性の高いリスク管理が求められます。

スイングトレードでは、エントリーから決済まで条件を細かく指定できるIFO注文が有効です。数日間ポジションを保有するため、成行注文でチャートを注視し続ける時間が長くなってしまいます。そのため、エントリーポイントをあらかじめ決めておける指値注文や逆指値注文を活用しましょう。

トレール注文でトレンドに追従し、反転時に自動利益確定。大きな利益を狙える

また、トレール注文もスイングトレードに適しています。数日間の上昇トレンドに乗る場合、トレール注文を設定しておけば、トレンドが続く限り利益を伸ばし、反転したら自動的に利益確定されます。トレール幅を適切に設定することで、一時的な押し目で決済されることなく、大きな利益を狙えます。

長期保有(スワップ狙い)|逆指値注文の設定方法

長期保有は、スワップポイント狙いで数ヶ月以上ポジションを保有する投資スタイルです。高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで、毎日スワップポイントを受け取れます。

相場急変時のリスク管理に逆指値注文が必須。損切りラインは余裕を持って設定

長期保有で最も重要なのは、急激な相場変動時のリスク管理です。逆指値注文で損切りラインを設定しておけば、相場が急変しても自動的に決済され、大きな損失を防げます。ただし、一時的な下落でも損切りされてしまわないよう、逆指値価格は余裕を持って設定することが大切です。

スワップポイントは日々変動し、金利差が逆転すると支払いに転じる可能性があります

長期保有では、注文の有効期限設定も重要です。多くのFX会社では注文の有効期限を「無期限」に設定できるため、長期間有効な損切り注文を設定しておけば、放置していても安心です。ただし、スワップポイントは日々変動し、金利差が逆転すると支払いに転じる可能性がある点に注意が必要です。

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注文方法で失敗しないための5つのポイント

注文ミスは誰にでも起こりうるものですが、事前に対策を知っておけば防げます。ここでは、初心者が陥りがちな失敗を避けるためのポイントを紹介します。

スリッページとは|許容範囲の設定方法

スリッページとは、注文を出した価格と実際に約定した価格にズレが生じる現象です。注文がFX会社のサーバーに到達するまでの間に相場が変動すると、表示されていた価格と異なる価格で約定します。

スリッページは相場の値動きが激しいほど発生しやすくなります。米雇用統計など重要な経済指標の発表前後、大型経済イベントや災害・重大事件の発生時は値動きが大きくなりやすく、スリッページ発生のリスクが高まります。

スリッページ対策として、多くのFX会社では許容スリッページを設定できます。許容スリッページとは、注文時にあらかじめ許容できるスリッページを設定し、設定した数値以上のスリッページが発生した場合に注文をキャンセルする仕組みです。例えば、米ドル円で150.00円の買い注文を出し、許容スリッページを0.02円(2銭)に設定した場合、150.02円を超える価格では約定しません。

許容スリッページの目安は、取引金額やトレードスタイルによって異なりますが、数pips~数十pips程度に設定されることが多いようです。許容スリッページを0に設定すると、スリッページは発生しませんが、約定しにくくなるため注意が必要です。スキャルピングのような短期取引では、許容スリッページを1~3pips程度に設定し、約定とスリッページ回避のバランスを取ることが重要です。

注文内容の確認を習慣化する

注文時には内容を確認し、誤った内容で発注することを防ぐことが重要です。一度約定してしまうと注文の取消はできません。

売買方向・取引数量を必ず確認。1桁間違えると想定の10倍のポジションに

注文方法、売買の方向、取引数量を一通り確認するように習慣づけることで、誤った内容で発注する可能性を下げられます。特に、買いと売りの方向を間違えると、意図と逆のポジションを持ってしまい、大きな損失につながる可能性があります。また、取引数量を1桁間違えると、想定の10倍のポジションを持つことになり、証拠金維持率が急激に低下してロスカットのリスクが高まります。

もし誤った内容で注文を出してしまった場合は、すぐに反対売買を行いましょう。誤発注に気づいたらパニックにならず、冷静に決済注文を出すことが大切です。多くのFX会社では注文確認画面を表示する設定があるため、初心者の方は確認画面を有効にしておくことをおすすめします。

損切り設定を必ず入れる理由

損切り設定は、FX取引において最も重要なリスク管理手段です。レバレッジ取引であるFXでは、損切りを設定しないと証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
出典: 金融庁 個人向けFXレバレッジ規制

逆指値注文で損切りラインを設定しておけば、相場急変時でも自動的に決済され、損失を一定の範囲内に抑えられます。損切りラインの目安は、証拠金維持率が100%を下回らない水準に設定することです。
出典: 金融先物取引業協会 ロスカットルールの整備・遵守義務

損切りを設定する際は、一時的な変動で引っかからないよう、余裕を持った価格に設定することが大切です。ただし、損切りラインを広げすぎると、損失が大きくなってしまうため、リスク許容度に応じて適切な水準を設定しましょう。一般的には、エントリー価格から2~3%の範囲内に損切りラインを設定することが推奨されます。

注文の有効期限を確認する

指値注文や逆指値注文を出す際は、注文の有効期限を確認することが重要です。有効期限には「本日中」「今週中」「今月中」「無期限」「日付指定」などがあり、期限を過ぎると注文は自動的にキャンセルされます。

短期的な戦略で取引する場合は「本日中」や「今週中」を選び、長期的な戦略では「無期限」を選ぶと良いでしょう。ただし、無期限に設定した注文を放置すると、相場状況が変わっても注文が残り続けるため、定期的に注文状況を確認する習慣をつけることが大切です。

IFD・IFO注文では、新規注文が約定しないと決済注文も有効になりません

また、IFD注文やIFO注文では、新規注文が約定しなければ決済注文も有効にならない点に注意が必要です。有効期限内に新規注文が約定せず、決済注文も約定しなかった場合は、改めて決済注文を発注する必要があります。

経済指標発表時の注文は慎重に

経済指標発表時は相場が急変しやすく、スリッページや約定拒否が発生しやすくなります。特に米雇用統計や政策金利発表など重要度の高い指標発表時は、数秒で数十銭から1円以上動くこともあります。

経済指標発表時は成行注文で大きなスリッページ発生リスクあり

経済指標発表時に成行注文を出すと、想定よりも大きなスリッページが発生し、不利な価格で約定する可能性があります。また、スプレッドが原則固定(例外あり)であっても、相場急変時には大きく広がることがあり、取引コストが増加します。

経済指標発表時に取引する場合は、許容スリッページを設定し、想定外の価格での約定を防ぐことが重要です。また、既にポジションを保有している場合は、指標発表前に決済するか、逆指値注文で損切りラインを設定しておくことをおすすめします。ただし、逆指値注文も成行注文として執行されるため、相場急変時には指定価格と大きく乖離した価格で約定する可能性がある点に注意が必要です。

FX会社の注文機能を比較|使いやすいツールはどこ?

FX会社によって提供される注文機能は異なります。自分のトレードスタイルに合った注文機能を持つFX会社を選ぶことで、取引効率が大きく向上します。

スピード注文・ワンクリック注文の対応状況

スピード注文(ワンクリック注文)は、1クリックで即座に成行注文を発注できる機能です。新規・決済・ドテン注文、さらに同一通貨ペアの全決済も1クリックで可能なため、スキャルピングやデイトレードに最適です。

主要FX会社では、GMOクリック証券・ヒロセ通商・外為どっとコム・JFX・みんなのFX・松井証券などがスピード注文機能を提供しています。これらのFX会社では、PC版だけでなくスマホアプリでもスピード注文が利用でき、外出先でも素早い取引が可能です。

スピード注文は画面カスタマイズ性と操作性が重要。チャート連動型が便利

スピード注文機能を選ぶ際のポイントは、画面のカスタマイズ性と操作性です。チャートを見ながら注文できるレイアウトや、注文数量を素早く変更できる機能があると、取引効率が向上します。また、スピード注文では確認画面が表示されずに即座に発注されるため、誤発注を防ぐための注文ロック機能があると安心です。

トレール注文が使えるFX会社

トレール注文は、相場に追従して逆指値が自動変更される注文方法です。すべてのFX会社が提供しているわけではないため、トレール注文を使いたい方は対応しているFX会社を選ぶ必要があります。

トレール注文に対応している主要FX会社は、外為どっとコム・ヒロセ通商・楽天証券・松井証券・GMO外貨などです。これらのFX会社では、決済注文だけでなく新規注文でもトレール注文が使用でき、トレンドフォロー型の取引戦略に活用できます。

トレール注文を使う際は、トレール幅の設定範囲を確認しましょう。FX会社によって最小トレール幅や最大トレール幅が異なるため、自分の取引スタイルに合った設定ができるかを事前に確認することが重要です。また、スマホアプリでもトレール注文が使えるかどうかも、外出先での取引を考える上で重要なポイントです。

スマホアプリの注文操作が快適な会社

スマホアプリの使いやすさは、外出先での取引効率に大きく影響します。注文方法が豊富で、直感的に操作できるアプリを提供しているFX会社を選ぶことが大切です。

スマホアプリの注文機能で重視すべきポイントは、成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO・トレールなど主要な注文方法がすべて使えることです。PC版では使える注文方法が、スマホアプリでは使えない場合もあるため、事前に確認しましょう。

また、チャートを見ながら注文できる機能や、ワンタップで注文画面に遷移できる機能があると、取引機会を逃しません。外為どっとコム・ヒロセ通商・GMOクリック証券・JFXなどは、スマホアプリでも豊富な注文方法を提供しており、時間指定注文やドテン注文などの特殊な注文方法も利用できます。

デモ口座で仮想資金を使い、アプリの操作性を事前確認するのがおすすめです

スマホアプリの操作性を確認するには、デモ口座を活用すると良いでしょう。デモ口座では仮想資金を使って本番と同じ取引環境で練習できるため、実際の資金を使う前にアプリの使い勝手を確認できます。

よくある質問(Q&A)

初心者に一番おすすめの注文方法は?

初心者の方には、まず成行注文から始めることをおすすめします。成行注文は価格を指定せずに今すぐ取引する最もシンプルな注文方法で、FX取引の基本的な流れを体験できます。成行注文に慣れたら、指値注文で希望価格での取引を試し、次に逆指値注文で損切りを設定する習慣をつけましょう。この3つの基本注文を理解できたら、OCO注文で利確と損切りを同時設定する方法に進むと、段階的にスキルアップできます。

注文が約定しないときはどうすればいい?

指値注文や逆指値注文が約定しない場合、指定した価格に相場が到達していない可能性があります。相場が予想と異なる方向に動いている場合は、注文価格を見直すか、注文をキャンセルして戦略を変更することを検討しましょう。また、相場が急変している場合は、スプレッドが広がって約定しにくくなることがあります。経済指標発表時など相場が不安定な時間帯は、約定しにくくなる傾向があるため、注意が必要です。

複数の注文方法を組み合わせることはできる?

はい、複数の注文方法を組み合わせることは可能です。例えば、IFO注文は新規の指値注文と決済のOCO注文を組み合わせたもので、エントリーから利確・損切りまでを一度に設定できます。また、トレール注文をIFD注文の決済注文として設定することもでき、新規注文が約定したら自動的にトレール注文が有効になります。ただし、FX会社によって組み合わせ可能な注文方法が異なるため、事前に確認しましょう。

デモ口座で注文の練習はできる?

多くのFX会社がデモ口座を提供しており、仮想資金を使って本番と同じ取引環境で注文の練習ができます。デモ口座では、成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO・トレールなど、すべての注文方法を試すことができ、実際の資金を使う前に操作方法を習得できます。特にスピード注文やトレール注文など、使い慣れていない注文方法は、デモ口座で十分に練習してから本番に移行することをおすすめします。

スマホとPCで注文方法に違いはある?

FX会社によっては、スマホアプリとPC版で使える注文方法に違いがある場合があります。一般的に、PC版の方が注文方法の種類が豊富で、細かい設定ができる傾向があります。ただし、主要FX会社の多くは、スマホアプリでも成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO・トレールなど主要な注文方法をすべて提供しています。外出先での取引を重視する方は、スマホアプリで自分が使いたい注文方法が利用できるかを事前に確認しましょう。

注文を間違えたときは取り消せる?

注文が約定する前であれば、注文を取り消すことができます。多くのFX会社では、注文照会画面から未約定の注文を選択し、取消ボタンを押すことで注文をキャンセルできます。ただし、成行注文やスピード注文は即座に約定するため、発注後に取り消すことはできません。既に約定してしまった場合は、すぐに反対売買を行って決済する必要があります。誤発注を防ぐため、注文確認画面を表示する設定にしておくことをおすすめします。

まとめ

FXには成行・指値・逆指値の基本3つと、IFD・OCO・IFO・トレールの複合4つ、合計7つの注文方法があります。それぞれの特徴を理解し、トレードスタイルに合わせて使い分けることで、効率的に利益を狙えます。

初心者の方は、まず成行注文で取引の流れを体験し、指値注文・逆指値注文で基本を固めましょう。特に逆指値注文による損切り設定は、レバレッジ取引であるFXにおいて証拠金を上回る損失を防ぐための必須スキルです。基本注文に慣れたら、OCO注文やIFO注文で自動化を進め、時間効率を高めていきましょう。

注文ミスを防ぐためには、発注前に売買方向・数量・価格を必ず確認し、スリッページの許容範囲を設定することが重要です。また、経済指標発表時など相場が急変しやすい時間帯は、注文が想定外の価格で約定するリスクがあるため、慎重に行動しましょう。

FX会社によって提供される注文機能は異なります。スピード注文やトレール注文など、自分が使いたい注文方法に対応しているFX会社を選び、デモ口座で十分に練習してから本番に移行することをおすすめします。自分に合った注文方法を見つけ、計画的に取引を進めていきましょう。

FX取引は元本保証なし。レバレッジにより証拠金を上回る損失が発生する可能性があります

FX取引(外国為替証拠金取引)は、元本や利益が保証された金融商品ではありません。レバレッジにより、少額の証拠金で大きな取引が可能ですが、為替相場・金利の変動により、預入証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
出典: 金融庁 いわゆる外国為替証拠金取引について

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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